◎「東京レイヴンズ」(全24話)

○ 東京の陰陽師学校に通うことになった土御門春虎(cv石川界人)。そこでの軽い学園ラブコメや他の陰陽師との争いやら。
陰陽庁なんて国の役所があるくらいですから陰陽師の活動は国を守るためにも必須になっているのか、陰陽師の力が強過ぎるから管理し抑える必要があるのか。

○ それはさておき、陰陽師ものはしばらくいいや、って感じなので、これも。
とは言え、陰陽師の術は魔法や超能力と表面的には大して変わらないので、それらと何が違うのかと聞かれても困りますが、一部を除いて雰囲気に馴染めないのかも知れません。
控えめな土御門夏目役の花澤香菜さんは良かったですが。
本屋でもらった、数センチ四方のメモ。
左が表紙、右がメモ用紙。このメモで伝言をもらっても、怒られているように感じてしまう・・・・・

◎「ストライク・ザ・ブラッド」(全24話)
○ 人間だったのに第四真祖の能力を継ぐことになってしまった、世界最強の吸血鬼である第四真祖になった暁古城(cv細谷佳正)の戦いと、
古城の監視任務を命ぜられた見習い剣巫で、古城と一緒に戦う姫柊雪菜(cv種田梨沙)や、
古城の友達で古城が好きな藍羽浅葱(cv瀬戸麻沙美)との三角関係のほか、
雪菜のクラスメイトで、兄の古城を「古城くん」と呼ぶ妹の暁凪沙(cv日高里菜)の明るい騒々しさが可愛いとか(下の絵の左上。)。

○ 結局は、恋愛に鈍い古城と、古城が暴走したら殺すことも任務なのに徐々に古城に惹かれて行く雪菜との軽いツンデレとラブコメ。
まあ、雪菜がそれなりに可愛かったので、全体として、コメディとしてはそこそこ楽しみましたけれど。
20年後から古城らを助けにやってきた零菜(cv阿澄佳奈)が吸血鬼で外見が雪菜そっくりで、コソッと雪菜をママと呼んだりして古城と雪菜の子供らしいとか、でも明るくおしゃべりなところは凪沙に似ているとか。
古城と凪沙の子供でも面白いなと思いましたが、それだと修羅場のラブコメか、古城を2人か3人で共有することになり、違う物語になってしまいますけれどね。
○ 古城が雪菜の首から血を吸うときの、雪菜の少しセクシーな声と表情と、
無駄にパンツやブラが見える雪菜と、
アニメイトとかに置いてあった等身大らしき雪菜のポップのスカートがめくれるようになっていたとか(めくってもいませんし、めくっている人も見ていませんが。)、パンツアニメでもありました。
それで人気もより高まったのだろうとは思いますが、それが少しあざとく感じた私としては、それがあっても無くても物語としてはまずまずだったのでは。
○ さて、種田さんは役ごとに声が異なる場合が多いので、知らずにアニメを見ると種田さんの声と分かりません。で、基本の声ってどれだろうと思っていたところ、2013年秋アニメの「境界の彼方」の栗山未来と、これの雪菜と、2014年春アニメの「極黒のブリュンヒルデ」の黒羽寧子は同じ人の声と分かるので、この辺が基本の声なのかな、と。
どれも良い声とは思いますが、少しどっちつかずな感じも。それでも、これだけ複数の良い声を演じられるだけでも、十分に素晴らしい声優と思いますけれど。

【shin】