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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」感想。楽しかったけれど、妹を選ぶとは驚き。でも、最終16話は微妙過ぎで、まるでゴッコ遊び

 2013年春アニメの感想としてはこれが最後です。
 これも含め、春アニメ(夏アニメもですが。)はどれも原作は読んでいません。

◎「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」(2期)


 基本的には楽しかったです。
 最終16話は微妙過ぎでしたが・・・・・私が麻奈実好きということを差し引いても、微妙過ぎでしたが・・・・・・

 2人が付き合う14話で終わった方が、後味も良かったんですけどねえ。

 そんなことを言っても仕方が無いので、14~16話を見ると、京介が誰を選んだか以外は頭から飛んでしまったので、その辺のことについてだけ書いておきます。

 原作ラノベ最終巻(2013年6月発売)の発売直後に内容が漏れ伝わってきていたのですが、京介が誰を選ぶかを知らないでアニメを見た方がより楽しめたとは思いますが、知ってしまったものは仕方ないです。

 この2期は春期に13話放送し、最後の3話は8月18日にネット配信。という不便さは何とかならないものか・・・エロくはないので地上波でも深夜なら放送できると思うのですけれど・・・と言っても仕方ないですけれど(「ヨスガノソラ」(2010年秋)なんて、兄妹でHしたのを地上波で深夜に放送したのに。)。


◎ 高坂桐乃(cv竹達彩奈)が兄の高坂京介(cv中村悠一)に兄妹愛以上の感情である恋愛感情を持っているとまでは考えなかったので、驚き。

 京介の桐乃への気持ちが少しずつ高ぶっていく感じも描かれていましたが、恋愛感情とまでは考えなかったので、京介が妹の桐乃を選んだところは、もっと驚き。


 典型的なラブコメだろうと思っていたので、誰も選ばないか、選ぶとしても元カノの黒猫(五更瑠璃)(cv花澤香菜)か幼馴染みの田村麻奈実(cv佐藤聡美)かと思っていたので(黒猫も好きですが、やっぱり麻奈実を選んでほしいというのは、私の個人的願望でしかないでしょうけれど。だって、麻奈実の言動が可愛かったもので。)。


○ コメディだから大袈裟に描いているのだろうと思っていたのですが、桐乃の京介への気持ちが恋愛感情だとすると、1期からの、桐乃の京介への激しく冷たい言動と、それとは裏腹に京介を強く求めていることが見て取れる言動も良く理解出来るというものです。

 桐乃に冷たくあしらわれていて仲が悪いのに結局は京介が桐乃に甘かったところも、(2期途中までは京介は無自覚でしたが、)京介が桐乃に潜在的な恋愛感情を持っていたと考えると、理解しやすいというものです。



 誰と誰にくっついて欲しいという私の願望はあるものの、2人が恋人関係になること自体は物語的には納得できるところです。

 尤も、原作者がアニメ1期の時点で、結論を決めていたのかとか、京介と桐乃の互いの気持ちが恋愛感情であると決めていたのかとかは知るよしもありませんが。


 ただ、14話で2人が付き合うことになり、こんなに早いと残り2話はどうするのかと思って見たのですが、付き合った後が微妙過ぎ・・・・・

 (「以下略」としたいところですが書かずにはいられない。)コメディですし、それまでの話が楽しかったですし、好きな声優が多かった上に各声優がキャラに合っていて良かったこともあって相殺しますけれど、普段の私ならかなり低く評価するレベル。


◎ それはさて置き、2期の黒猫の言動からして桐乃が京介に兄妹愛以上の感情を持っていそうなところはポツポツと描かれていたので、黒猫は桐乃と京介の気持ちに気付いていた、ということでしょう。

 中学生の麻奈実が13話の回想シーンで小学生の桐乃から云々言われて、「お兄ちゃんに恋する妹なんて、気持ち悪いでしょ。」とソフトに言ったところからしても、麻奈実も知っていたことになります。


 ただ、13話の麻奈実は、ああいう言い方をするものか、微妙でしたね。「気持ち悪い」ではなく「変」くらいであれば、理解は出来るのですが。キツイ言葉で桐乃に諦めさせようとしたつもりかも知れませんが、麻奈実がそういう言葉を言うことに違和感が。

 最終16話、卒業式の後、最後は真顔で理屈で2人に対峙する麻奈実。ここでも「気持ち悪い」と真顔できつめに2人に言うとか、ここで麻奈実は京介に告白したのにフラれたとか、桐乃が言葉で突っかかって麻奈実が桐乃のお腹にパンチからの麻奈実と桐乃の殴り合いの喧嘩とか。

 ここでの麻奈実は普段のソフトな感じとは異なった堅く怖い感じの言動で、それでも感情を抑えていたとは言えまるで悪役でしたが、それだけ京介への思いが強かったから必死だったのでしょう。

 最後に抑えた涙を流したことにより、麻奈実は悪役にはならなかったのでは、と思いたいですけれど。


 せめて、桐乃が京介に人生相談をする前に麻奈実が告白していれば、その時は桐乃への思いを自覚していない京介ですから、どうにかなった可能性はあるのでしょうけれど、そういう話ではありませんから仕方ないでしょう。


○ しかし、京介が桐乃に告白したクリスマスのときに、付き合うのは互いが高校と中学を卒業するまでと決めたとのこと。

 桐乃と麻奈美の喧嘩の後、京介と桐乃だけの教会で新郎新婦の服装で初めての口づけをして、そこで付き合うのは終了なのだとか。

 ここは微妙過ぎ。



 付き合ったときから卒業したら別れることを決めていたことにより、喧嘩までした麻奈実はピエロのようになってしまって喧嘩の意味は半減ですし。それでも告白したと言う意味は残りますけれど。

 同じように京介と付き合ったときから別れることを決めていた黒猫は、その位はあってもいいだろうと思われるような逡巡と悲しみが描かれていたのですけれども(中二病的なところは普通ではありませんが。)。


 何よりも、付き合ってからも一緒に生活していているのに口づけすらしなかった関係というのが付き合っていると言えるとしても、離れていれば未だしも直ぐ隣の部屋でこれからもいつでも会えるし会うのに“ハイ終わり”と切り替えられるのだろうかとか思うと、京介と桐乃はオママゴトのようなゴッコ遊びでしかなかった上に2人はそれに気付いていないとしか思えない幼さと無邪気さ。

 実は夢オチなのでは、とも思える位(勿論、夢オチとしては描かれていない。)。


◎ さて、となると、京介にフラれた京介のオタク友達&桐乃のオタク親友の黒猫、京介にフラれた2人の可愛くも生意気な妹のような来栖加奈子(cv田村ゆかり)、京介にフラれた&桐乃のストーカー的な親友の新垣あやせ(cv早見沙織)、京介にフラれたお婆ちゃんのような幼馴染みの麻奈実との、京介の取り合いがまた一から始まるってことですか?

 3期も出来ちゃいますね。
 桐乃と別れたという事は、結局、京介はフリーと言うことですから。

 2人のお姉さんのようなオタク友達の沙織・バジーナ(cv生田目仁美)は不参加でしょうけれど。


 どの道、京介のハーレムには違いありません。

 麻奈実が女子達(桐乃を除く。)をある程度は抑えられるせいか御愁傷様な感じの少ないハーレムですが、むしろここまでくると京介は鬼畜のように思えてきます。


◎ あとは2013年ACEでの写真。

 会場の外の看板(?)。


 お菓子と絵とか。


 サイン入りポスター。



【shin】
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