思い付きブログ

七つの大罪、山賊の娘ローニャ感想。テンポ良しvs冗長

【ネタバレ】
2014年秋から2015年冬アニメの感想の続きです。

◎「七つの大罪」(全24話)

総合評価3点(5点満点)。

メリオダス(憤怒の罪)(cv梶裕貴)、ディアンヌ(嫉妬の罪)(cv悠木碧)、バン(強欲の罪)(cv鈴木達央)、キング/ハーレクイン(怠惰の罪)(cv福山潤)、ゴウセル(色欲の罪)(cv高木裕平)、マーリン(暴食の罪)(cv坂本真綾)の七つの大罪の内の6人と(あとは、傲慢の罪。)、リオネス王国のエリザベス・リオネス姫(cv雨宮天)、豚のホーク(cv久野美咲)、リオネス王国の聖騎士のギルサンダー(cv宮野真守)など。

夕方アニメなので、当然死んだと思えたキャラが当然のように生きていたとか、物語はそれらしい感じでしたが、声優目当てで見始めた割には内容も飽きないもので、そういう意味では結構楽しかったです。



アニメジャパン2015のときの国際展示場駅にて。



○ 日曜日の夕方にセクハラアニメを放送して良いのかなあ。メリオダスがエリザベスの尻を触ったり、セクハラ発言をしたり。
2話では、エリザベスが自分の胸を揉んで少し喘ぎ声を出したり。
3話ではエリザベスのミニスカートの中にメリオダスが頭を突っ込んだり。
朝アニメはほとんど見ませんし、夕方アニメもあまり見ないのでこの時間帯のアニメ事情はよく分かりませんけれど、子供や子供がいる家族が見る時間帯ですからねえ。
以後はかなり減りましたけれど、少しはありましたし。

まあ、そこは現実世界にないわけではないのでしょうから、まだ構わないとしても、姫は嫌だという言動は軽くしますがごく一時的であり、それほど嫌そうではないように描いているのは、何なのだか。
そこは、嫌だ、というところを描かないと、そういうことを現実世界で増長しかねない気も。この手の雨宮さんの声だと、「嫌だ」という感じが出ないのかも知れませんけれど。

なお、昔のアニメには結構あったのかも知れませんが、された女子は嫌だということもきちんと言っていたと思うのですけれど。


○ 順々に七つの大罪と呼ばれた者を見つけてはあちこちの敵と戦い、ピンチもあったりで6人まで合流し、最後は聖騎士長のヘンドリクセン(cv内田夕夜)達と戦って勝ち、指名手配されていた容疑についてはメリオダスらは聖騎士達の蛮行をとめただけで裏切り者ではないことも明確になって、国に平和が訪れました。

とは言え、7人目を探しに旅を続けることに。姫としての役割を捨てて付いていくエリザベスというのも姫という立場に無責任ですが、まあ、エリザベスがいないと旅の面白さも大幅ダウンですからね。

ラスト、敵対していたけれど仲間になった聖騎士のギルサンダーが何かを発見し、メリオダスに表れていたアザのようなものが何やら恐ろしいものである様子。
メリオダス、ピンチで強くなるときに怪しげなアザのようなものが現れていましたが、まだまだ秘密があるようで。



◎「山賊の娘ローニャ」(全26話)

総合評価2点(5点満点)。

なんとなく見始めた、NHKで夜放送の、2014年秋から2015年冬アニメ。好みの問題でしょう。元気な子供の成長物語と、子供同士のつながりを通しての山賊の親同士の仲直りということで、人によっては4点くらいつけるかもしれません。
ローニャ(cv白石晴香)、ビルク(cv宇山玲加)、ローニャの両親のマッティス(cv関貴昭)とロヴィス(cv野沢由香里)、ビルクの両親のボルカ(cv谷昌樹)とウンディス(cv土井美加)など。




○ 動きや表情が少しぎこちなく、それなのに表情豊かなキャラが多いので少し不気味な表情ばかりで、CGではこれが限界なのか、と。
他のアニメでも、CGが増えたからでしょうけれど、表情や動きがぎこちないものが増えましたし。一昔前に比べれば実用レベルかなとは思いますけれど。


○ 1話から、父親のマッティスは赤ん坊のローニャにメロメロで、山賊として旅人や商人などを襲いに行ったのにローニャが歩いたとか話したとかと聞いては襲わずに急いで帰るとか、妻のロヴィスからも怒られていましたけれど、暢気なものというか平和なものです。


○ 2話でいきなりローニャ(小学生になっていないくらい。)を1人で森に行かせましたが、城の外は初めてなのに1人で行かせるというのは危険では。危険な物事を口頭で教えるだけではなく、実際にある程度体験させてからでないと特に子供には身に付きませんから、何回かは親と一緒に行ってからの方が良いのでは。

それを分かった上での試練としてということなのかも知れませんが。


3話など、自然を怖がらないようにとローニャに教えていましたが、程度問題ですが、自然を怖がらないと却って危険では。

どこまでが概ね安全で、どこからが危険かが分かっていないと、それこそ危険です。更に、見たこと聞いたこともないようなこと、想定外のことが起きるのが自然であり、そのようなことを怖がって引き返さないで、そのようなことが生じているときに先に進んでしまうと危険では。

勇気と蛮勇は異なるということです。


○ 15話でボルカの息子のビルクを人質として捕まえていたぶってからボルカに城(雷で城をつなぐ橋が壊れ、あとからボルカ達が片方に住み着いた。)から出て行けと言うマッティス。
16話、それを見かねたローニャがボルカのところに行き、自ら人質になり、人質交換で振り出しに。

いがみ合っていないで仲良くしようよ、ということでしょうが、共に旅人を襲う山賊ですから、旅人がたくさん通ればそれで済むのですが、取り合っている状況ですから、仲良くできるものなのかどうか。

その後、ついに父親に愛想を尽かしてビルクが家出し、ローニャも父親に愛想をつかしていたので合流すると。
何だかんだで家に戻り、更にアレコレあって2組の父子も仲直り。2組の山賊同士も協力することに。


○ ゆっくりした物語の展開でテンポに欠けるのですが、それはそれで味になっています。
とは言え、それらの間(ま)に多くの意味があるわけでも、多くの意味を持たせるためにそこまでの間が必要というわけでもないので、のんびり感を楽しみたい人に良いでしょうけれど、一般的には冗長過ぎて退屈でしょう。


子供も冗長に感じるのでは。


【shin】
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