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「カーリングの神様」感想

ネタバレ】

◎「カーリングの神様」

 「ライバルはかつてのチームメイト!? この町(ミヨタ)の想いを胸に 一番輝く星(ステラ)になる!」

 2024年11月8日(金)公開、監督は本木克英、脚本は谷本佳織、99分。

 本田望結(清水香澄役)、川口ゆりな(曽根原舞役)、長澤樹(江藤実乃梨役)、泉智奈津(中澤優芽役)、白倉碧空(牛山沙帆役)のほか、高島礼子(植田貴美子役)、柄本明(小宮山進役。カーリング界のレジェンドだが、今は体がほとんど動かせない)、田中麗奈(江藤真紀役。実乃梨の母)、六角精児(土屋一郎役)、秋山ゆずき(鈴木あゆみ役。みよステラのコーチになる)、山崎竜太郎(清水幹太役。香澄の兄で軽井沢ECのコーチ)、内浦純一(清水太一役。香澄の父)など。

 総合評価点は、上中下で下くらい。

・田中麗奈さん出演だからという以上は気にせずに見ることにしました。
 カーリングにほとんど興味が無いですし、そもそも興味があるスポーツの方が少ないですし(それもあって、オリンピックはほぼ見ません)。

・香澄、舞、優芽、沙帆の4人は小学生の時は一緒にカーリングをして優勝した仲。舞は今も続けていますが、他の3人は途中でやめました。地元で世界大会のエキシビションがあると聞いて出たいと思って練習を始めた3人、4人目として舞を誘いましたがケンカ別れ(元からケンカ別れした様子?)。そこへ、東京から来た素人の実乃梨が母のすすめで加入。

 明らかに練習不足ですね。実乃梨が小宮山の指示を守って、毎日、10㎞のランニング、階段の登り降り、反復横跳びをしていましたが、それを聞いた香澄と沙帆は、そこまでできないという意味のことを言っていました。それなりに上を目指しているのですしライバルとなる軽井沢ECの方が実力は上であることを自覚しているのですから、それほど厳しい練習メニューとは思えません。

 軽井沢ECは強いチームですが、そこのエースになった舞が、自分が上手くなればいい、チームワークは弱い者の言い訳だ、みたいなことを言っていて、他のメンバーから嫌われていましたが、カーリングは上手い人を選抜してオリンピック代表選手を決めるのではなく、チームとして代表に選ばれるのですから、もとよりチームワークが大事なスポーツのはずなのですが。舞はオリンピックに出場することを目標にしていますし。

 軽井沢ECとの試合に負けてエキシビションに出られなくなった みよステラ(チームワーク第一を掲げている)、後日、舞が みよステラに入ると言ってきて、皆は歓迎。舞も反省したということです。ただ、これだと元からいた4人のうち1人が試合に出られなくなりますが、伸びしろも含めた実力からして沙帆が外れるのでしょう。

・その試合にたいした山場がありません。1回、カーリングの神様が風を吹かせましたね。試合以外でもほとんど山場がありません。

 カーリングにはほとんど興味がない私ですが、オリンピックでの日本チームの試合は少し見たことがあり、それなりに面白かったですが、本作では興味をそそるような試合でもありませんでした。

○公式HPから。
 「少女たちの想いが奇跡を起こす!?
 青春スポーツ映画の新たな感動の物語が誕生した!
 高校生の香澄(かすみ)は、本州最古のカーリング場がある軽井沢にほど近い風光明媚なこの町(御代田町)でカーリングと共に暮らしてきた。小学生時代には、幼馴染みで結成したチーム<みよステラ>で優勝経験もある。しかしその後チームは解散し、香澄はくすぶる日々を送っていた。そんな折、町は地元で開催されるカーリングの国際大会に沸いていた。香澄は「オリンピックに出場するような強豪チームと対戦できる国際大会のエキシビションマッチに出るチャンス!」と再び情熱を燃やす。
 さっそく香澄はチームメイトであった優芽(ゆめ)と沙帆(さほ)に声を掛け、みよステラを再結成することに。三人は、かつてのチームメイトであり、現在は強豪チーム<軽井沢EC>に所属する舞(まい)へチームに戻ってくるよう誘いに出向く。しかし、舞は聞く耳を持たないばかりか、ライバルとして立ちはだかる。舞の代わりに東京からの転校生、実乃梨(みのり)がチームに加わるも素人で戦力にならず、コーチ探しにも苦戦、カーリング場の老朽化のため開催地を軽井沢に奪われるかもしれない危機。さらに、チームの方針の違いで香澄と優芽が衝突し、チームは空中分解してしまう、、、
 やがて、チームワークを掲げる<みよステラ>と洗練されたテクニックで君臨する<軽井沢EC>はエキシビジョンマッチ出場をかけて対戦することに。果たして、町に伝わるカーリングの神様は現れるのかーー。」

 「完全オリジナル脚本でありながら、セミドキュメンタリー的な要素もふんだんに盛り込まれリアリティ溢れる感動の “ヒューマン青春エンタメ作品” に仕上がった。」

○新宿ピカデリーにて。






【shin】


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