思い付きブログ

しばいぬ子、黒子バスケ、貧乏神の感想

 夏アニメの感想の続きです。
 我ながら、何故にこの3つを並べたのか、意味が分かりませんけれど。

「しばいぬ子さん」

 「こんばんワン!」

 見かけは柴犬なのにセーラー服を着て中学に通う、しばいぬ子さん(cv佐々木未来。犬の外見をした子)。
 実質、1話1分位で、春から夏までのアニメ。



 茶子(cv鈴木美咲。セミロングの子)とその弟だけはしばいぬ子さんを人間と思えず、犬にしか見えないけれど言い出せず、なほ(cv杉本みくる。デコピンにぴったりのオデコを出している子)らは人間だと思っているとか。

 茶子の微妙な居心地の悪さが、私の微妙な居心地の悪さと重なり、その微妙さを楽しみました。

 この居心地の悪さは、話が長いと馬鹿らしいアニメだと思ってしまうに相違ないので、1話1分というのは丁度良いのでしょう。

 全26話なので、合わせても普通のアニメで1話ちょっとですけれど。



「黒子のバスケ」

 春夏のアニメ。
 全国優勝した同じ中学の「奇跡の世代」の5人+1人が皆な違う高校の1年で、皆な、どう見てもアメリカのNBAの選手より強いんじゃね、というレベルのバスケというのは、他のスポーツものにも良くあることだから、なるべく気にしないことにして。

 自陣のゴール下から打って敵陣のゴールに入れられるなんて絶対防げないし絶対勝つだろうとか、相手の動きを直ぐにコピーして同じプレーができるなんてあり得ないだろうとか、選手を少し見れば肉体的スペックが分かる監督なんてあり得ないだろうとか、選手を見ればその後は見なくてもその後のプレーの成長やどんな時にどんなプレーをするようになるかが予測できる女子マネージャーなんてあり得ないだろうとか、そんなことはさて置き。

 やはり、私は、バスケにはほとんど興味がないのだと分かりました。

 今でも連載しているのかは知りませんが、週刊マガジンのバスケ漫画の「あひるの空」も、最初は普通に楽しく読みましたが、途中からバスケ漫画の要素が強くなったので読まなくなりましたし。

 次は冬の大会だそうで。



「貧乏神が!」

 他人の幸福エナジーをどんどん吸い取り、尋常でない量の幸福エナジーを持っていて、それが世の中のバランスを崩しているから貧乏神が幸福エナジーを吸い取りにくるわけですが、貧乏神もかなわないくらいの幸福エナジーの持ち主の市子(cv花澤香菜)。

 他人の幸福エナジーを吸収して、ツキすぎの市子の幸福エナジーを落として、普通の幸不幸のバランスにするとのこと。



 最終話(13話)は、何か、貧乏神(cv内山夕実)とのいい話になって、2人は喧嘩するほど仲がいい関係になりましたが、1話を始め、時節、市子は、本当は普通にいい人なのではとか、単に一度裏切られたから信じるのが怖いだけで単なる寂しがりやなだけだというところを見せていたので、こんな結論にもなるのでしょう。

 時々、分かりやすいパロディがあり、分かったやつはそれなりに楽しめました。

 取り敢えず、花澤さんが、美人で、勉強もスポーツも優秀で、おしとやかなお嬢様役かと思ったら、それだと声と合わないなと思っていたら、猫を何100匹もかぶっている、高慢で自分勝手で我が儘で口が悪く、他人のことなど何も考えていない女子高生役で、おすまししたり怒鳴ったり、そのギャップ、というより、どちらかと言うと「怒鳴ったり」の方が楽しめました。
 特に、2話の、イライラして怒鳴り散らし、殴り倒すところ、花澤さんの声でそこまでやってくれると、楽しめます。

 しかし、最終話以外の毎回、エンディング後に出てくる撫子(cv神田沙也加)のコーナー、あれは余計。不要。一体、何なんだか。

コメント一覧

shin
http://yaplog.jp/shin99shin/
>ざっくさん
 いぬ子、短いのもいいものです。

 黒子の主なキャラは、だいたい、髪の色と名前が対応していたので、分かりやすかったです。髪の色でしか区別できなかったことは、言わないでおきますが。


ざっく
http://yaplog.jp/rockgamer/
「しばいぬ子さん」、観るの楽でした。
4コマ漫画はこーゆーショートアニメで十分な気がします。

「黒子のバスケ」、元バスケ部員として、まぁまぁ楽しんで観てました。
でも、最近のスポーツ漫画は、ひどい厨二病設定のプレイヤーが多くて、気持ち悪いのが多いです。(これもたいがい気持ち悪かった)
ギャグ漫画ならまぁいいですよ、厨二病設定のプレイヤーを上手く使えば、ギャグに昇華できるかもしれないし。
でも、これをシリアスなストーリーでやっちゃうと、ただのダメ作品に成り下がっちゃいますよね。
スラムダンクは実在するスーパープレイをたまーに出す程度だったし
ありえない技として『ふんふんディフェンス』はギャグで描いてたし、ちゃんと分かって描いてるなーと。
あと、この漫画…キャラの掻き分けできてないので、誰が誰だか分からなかったです。
全てのキャラのアゴのラインが同じで、体はわりとリアルに描いてある分、頭だけが気持ち悪かったです。

「貧乏神が!」はギャグ漫画だし、あまり突飛な設定は出てこなかったので、わりと楽しめました。

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