思い付きブログ

ニャル子、クライムエッジ、フォトカノ感想。アマガミの写真も少し

 2013年春アニメの感想の続きです。

◎ 「這いよれ! ニャル子さんW」





 (秋葉原にて。)

○ オープニング曲の「恋は渾沌の隷也」の威力は前作の「太陽曰く燃えよカオス」」(いずれも、詞:畑亜貴、曲:田中秀和)が凄すぎたので見劣りしますが、冷静に考えればこれも十分に威力のある歌です。こういう歌、よくもまあ、作れるものです。

 話は前と大して変わらないし、そういう意味では慣れがある分、ギャグが見劣りして見えてしまいますが、前よりは私が分かるパロディが多かった気がしていて、その分は笑えたので、差し引きゼロといったところ。
 パロディは、元ネタが分かった方が楽しいわけで。

 今春は気楽に見たので、その分、細かいところは気にしなかったので、少し割り引かないといけないかも知れませんが。

○ まあ、八坂真尋(cv喜多村英梨)が好きなのにニャル子(cv阿澄佳奈)が真尋を好きなのを知って譲っても良いと思う暮井珠緒(cv大坪由佳)は健気で可愛かったですし、だけど未練はあるようで(4話と7話でエンディングに使われた珠緒が歌う「嫌いなワケLychee」の歌詞のとおり。)、そんな中途半端じゃ次の男を探せないぞと思いましたが、(大坪さんの声自体は結構好きなので、)中途半端だからこそ珠緒の出番があって楽しめるから仕方ないのでしょうけれど。


○ まあ、クー子(cv松来未祐)と真尋の偽装デートの話のちょっとしたシリアス部分がこのアニメとしては長すぎた気がしていて、基本的にギャグなのだから、程々にしてくれれば。

 (2013年ACEにて。)


◎「断裁分離のクライムエッジ」


○ 24時になると武者小路祝(cv小岩井さゆり)の髪が一気に伸びるのが不気味。
 長いフサフサの髪に大きくてキラキラした目が見えるところなんて、ちょっとしたホラーです。

 最終13話エンディングで祝は黒髪と出ていましたが、青みがかった黒髪にしか見えませんけれど。

○ 殺人鬼の先祖から伝わるキリング・グッズを手にすると呪われたように人を殺したりしたくなるとか。

 まあ結局、その人の奥底に潜む小さな願望をグッズが増幅して引き出しているだけであって、グッズは最初の一歩を踏み出すキッカケなのだろうと推測しましたが、そんな説明はなかったと思うので、どういう設定なのかは知りませんけれど。

○ 雰囲気の仰々しさがゴシック調。
 それにより、祝も断裁分離のクライムエッジこと灰村切(cv花江夏樹)も中学生なので、中二病のような雰囲気も出しているのでしょう。

 日常部分は少しコミカルですし、シリアス部分にも時々ちょっとしたコメディを混ぜていて、それ自体に不自然さは感じませんが、戦いのシリアス部分の仰々しい雰囲気が少し鼻につきます。そこを普通に描いたらこのアニメらしくなくなるので、このアニメとしては仰々しくて良いはずです。

 私がこのアニメの雰囲気にひたることが出来なかったと言うだけのことでしょう。


◎「フォトカノ」


○ ちょっと頼りなく、特に格好良いわけでもない主人公のハーレムものというのは萌アニメではありきたりです。その主人公は写真部ですが、恥ずかしがりながらも(ときには恥ずかしがりもせず)、あなたにだけとか言って水着や寝顔や、レオタードで部活中の写真を主人公に撮らせる女子高生というのも、男子の妄想が大全開ですが、それだけ主人公の前田一也(cv島崎信長)が、(下心がゼロではないにしろ、)優しくて人が良いということも表しているのでしょう、多分。

○ これといって目立たない男子が、可愛い女子高生達にここまで徹底して好意や恋愛感情を持たれて付き合うという、「アマガミ」は多少の紆余曲折がありましたが、これはほぼないという、出来すぎ中の出来すぎな話が、あまりにも出来すぎていて、却ってとても潔くて清々しく感じられ、我ながら意外ですが、普通に楽しみました。

 パラレルワールドで妹(実は血がつながっていない。)を含めた8人だったか9人だったか(録画を半分以上消したので、人数が不確かですいません。)と恋愛感情になったりという馬鹿らしさですが、普通に楽しみました。

 キャラの可愛さは全体として「アマガミ」の方が良かったですが、声優は互角か、阿澄佳奈さんが出ていた分「アマガミ」の方が良かったかなあ。まあ、フォトカノでは、新見遥佳役の伊藤かな恵さんが可愛かったので、まあ、いいかと。

○ 現実と2次元の区別が付いて、現実に戻ってこられる人は、こんな夢の中の夢でしかない男子の妄想大全開のアニメを見るのも、たまにはいいかと思います。

○ 他に載せる機会もなさそうなので、秋葉原ゲーマーズの「アマガミ」展の写真でも。













【shin】

コメント一覧

shin{流れ星}
http://yaplog.jp/shin99shin/
>ざっくさん
 私は騒々しいキャラは好きになれない場合が多いですが、ニャル子の声は耳当たりは悪くないので、馴染めました。好きでも嫌いでもないキャラです。

 アマガミ、またやらないかなあ。
ざっく
http://yaplog.jp/rockgamer/
3作品とも微妙でしたね。
あすみんは好きだけど、ニャル子はあまり好きになれないキャラでした。
クライムエッジは・・・まぁ、キリンググッズとか言っているけど、ぶっちゃけスタンドと同じだし。
能力バトルものは、どんな工夫をしてもスタンドから抜け出せないですね。
フォトカノは、どうしてもアマガミと比べちゃいますね。これならアマガミのアナザーストーリー観たいわ…って感じでした。
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