夢中になるものがあれば、何歳になっても青春時代って言えると思うのですが、
こちらは一般的に捉えられてる10代後半から20代前半についての唄です。
大意
魚が水を飲むように酒を飲み、牛のように惰眠を貪り、サーカスのように踊り明かし、糸の切れた凧のようにうろつき廻った
火星の如く喧嘩し、金星のように輝き、木星のようにだんまりをきめこみ、土星(サタン)のようにミステリアスに振舞った
新鮮な青林檎の日々、苦く、固く、甘く
期待で天にも昇る気持ちになり、雪崩のように墜落もした
滝のように泣き、雷のように激怒し、妖精のように笑い、フランス映画のようにキスをした
全てが美しく見え、全てが醜悪に見え、振り子のように心が揺れた
上手く妥協することを知らずに
新鮮な青林檎の日々、説明できないなんともいえない感情に包まれた日々
天国も地獄もないと知ってても、どこかで魔法のような出来事を期待してた
時は流れ リンゴはセピア色に朽ちてしまった、枯れ木のような色に....
振り返って、今持ってる知識があったら、あの頃10倍ぐらい色んな事が出来た気がする
でも結果は後でわかるもの、そして沢山の大事なものをあっさりと手放してしまった
失うまではわからなかった
新鮮な青林檎の日々、なんて甘く、なんて苦い日々
ルビー、エメラルド、サファイアのように輝いた 真珠の日々