そして父(親権者)になる

第40話 パパっ!助けてっ!パパっ! その14 法律国家

続き…

事情聴取が終わり、小学校に向かう私。

家の中から、何度も「パパー!パパー!」と叫ぶ長男の声が忘れられない(・_・、)

あの声を聞いて、バカなポリスマンは何も思わないのだろうか…

確かに、連れ去りは誘拐でもないから刑法を違反してはいない。

今回の件で勉強になったことは一つ。

裁判所は民法。
警察は刑法。

しか興味がない。
興味がないというか判断できないんだろう。

民法や刑法の範囲内であれば、そのルールに従って動く。

逆に範囲外であれば、動けない(考えられない)。

弁護士は範囲外や範囲内を指南する役割。

私たちは六法を常に持ち歩いてないから、範囲内か範囲外かは、毎回、調べないとダメ( -.-)

そんな面倒くさいことやってられないから、弁護士に相談する。

結局、何を伝えたいかというと、そこに倫理感は関係ないということ。

裁判所や警察の判断に倫理感は関係ないということ。

なので、私情や前後関係を説明しても無意味だということ。

なんで、正しいことをしている私が裁かれて、
子供を誘拐して人質にとっている妻が守られて…

到底、理解できる問題じゃなかったけど、パズルのように冷静に考えたら、こうなることはわかる。

日本は法律国家ってよく耳にするけど、

法律により守られているっていう意味じゃなくて、

法律が最優先されるってことだったんだ( -_-)

物事の判断は、法律に従って決まるということ。

ひょっとしたら人の人生も、法律によって決まるかもしれない…

であれば、法律を国民みんながもっと知る必要あるし、今の時代に合わせて作り替える必要がある。

このまま法律国家を突き進むのであれば、もっと柔軟に迅速に法律をカスタマイズしていかないと、どんどん他国に追い越されていくのか…

せめて私が生きてる間は、魅力的な国であり続けてほしい。

続く…






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