そして父(親権者)になる

父が親権者になるまでの道のり

第41話 パパっ!助けてっ!パパっ! その15 助けての意味

2021-03-30 00:15:34 | 日記
続き…

今日は「パパー!パパー!助けて!」の助けての意味について書きたいと思います。

実は、私の勝手な想像で長男と次男は楽観的に考えてるもんだと思ってました(´ー`)

ちょうど連れ去られたのが冬休み前だったので、今年は祖父母の家で長い冬休みを過ごすんだなぁ~みたいな。

だから、私との久しぶりの再会にも、
「パパ!久しぶり!」のような楽観的な感じでくるかなぁ~と思ってました。

「なんだっ。こんなに、悩み苦しんでいるのは私だけかっ!」

ってな感じになると勝手に想像してました( -_-)

しかしながら、空けてみるとビックリ…

「助けてー!」

改めて考えると信じられない言葉…

母親と母父、母母と毎日、過ごしている状況で助けてって…

これが誘拐犯だったら、わかるんだけど、今まで何年も過ごしてきた家族がいる状態で助けてって…

ふと、思い出しました。

私が転校前の小学校に行ったときに、担当の先生が言ってた言葉…

「長男くんは困惑してる表情で、何が起こってるのか理解できてない様子でした」

そら、毎日、当たり前のように通ってた学校に、急に母親が付いてきて、担当の先生と教頭先生の前で、

「引越の為、退学します」って、言われたら理解できないよね。

そもそも、6歳の子供からしたら、退学って何…??

でも、その後、繰り広げられるお別れ会(・_・、)

何となく、状況がわかってきた。

僕はこの学校を辞めるんだ…

今まで一緒に遊んだ友達。一緒に通学してた友達。
みんなから、お別れの言葉の連発…

ちょっと待って…辞めたくないよ(・_・、)

お別れしたくないよ(・_・、)

でも、きっとパパだったら、何とかしてくれる。

僕に、いつも「未来少年コナン」を見せて、コナンのように強い人間になろうね。ってお話してるから、

きっとパパだったら、コナンのように何とかしてくれる。

きっと…

きっと…

きっと…

それから数日…
冬休みに入り。冬休みが明けた。

あれっ。お家の前にパパがいる(・_・、)

「パパー!パパー!助けてー!」

やっと会いに来てくれた。

やっと、僕たちを助けに来てくれた。

「パパー!パパー!助けてー!」


そうか。

そういうことか。

そら、助けを求めるよな(・_・、)

続く…






第40話 パパっ!助けてっ!パパっ! その14 法律国家

2021-03-28 01:26:28 | 日記
続き…

事情聴取が終わり、小学校に向かう私。

家の中から、何度も「パパー!パパー!」と叫ぶ長男の声が忘れられない(・_・、)

あの声を聞いて、バカなポリスマンは何も思わないのだろうか…

確かに、連れ去りは誘拐でもないから刑法を違反してはいない。

今回の件で勉強になったことは一つ。

裁判所は民法。
警察は刑法。

しか興味がない。
興味がないというか判断できないんだろう。

民法や刑法の範囲内であれば、そのルールに従って動く。

逆に範囲外であれば、動けない(考えられない)。

弁護士は範囲外や範囲内を指南する役割。

私たちは六法を常に持ち歩いてないから、範囲内か範囲外かは、毎回、調べないとダメ( -.-)

そんな面倒くさいことやってられないから、弁護士に相談する。

結局、何を伝えたいかというと、そこに倫理感は関係ないということ。

裁判所や警察の判断に倫理感は関係ないということ。

なので、私情や前後関係を説明しても無意味だということ。

なんで、正しいことをしている私が裁かれて、
子供を誘拐して人質にとっている妻が守られて…

到底、理解できる問題じゃなかったけど、パズルのように冷静に考えたら、こうなることはわかる。

日本は法律国家ってよく耳にするけど、

法律により守られているっていう意味じゃなくて、

法律が最優先されるってことだったんだ( -_-)

物事の判断は、法律に従って決まるということ。

ひょっとしたら人の人生も、法律によって決まるかもしれない…

であれば、法律を国民みんながもっと知る必要あるし、今の時代に合わせて作り替える必要がある。

このまま法律国家を突き進むのであれば、もっと柔軟に迅速に法律をカスタマイズしていかないと、どんどん他国に追い越されていくのか…

せめて私が生きてる間は、魅力的な国であり続けてほしい。

続く…







第39話 パパっ!助けてっ!パパっ! その13 バカなポリスマン

2021-03-20 22:20:58 | 日記
続き…

愕然とする私。

必死に連れ去られまいと子供を押さえ込む、妻とその家族たち。

毎日、毎日、私に連れ去られないように子供を監視してたんだと思うと、子供がかわいそうで仕方ない(。・・)

こんな毎日は異常だ…

早く解放してあげたい…

愕然としながら、想うことは一つだけ。

早く解放してあげたい。

隣で警察に電話する、妻父。

もう、なんでもいい(。・・)

警察でもなんでもいいから、早く解放してあげてください。

10分後、警察の大行列。

多分、こんな田舎で事件なんて、めったにないからポリスマンもイキがって来たんだろうね。

次から次へと、事情聴取。

何回、同じ話すればいいんだろう( -.-)

普通の仕事なら、怒られてるよ。

こんな、同じ話を何回もさせられて。

一体、何人のポリスマンが来たんだろう。

多分、20人くらい来たのかな。

そして、10回くらい同じ話をした。

シンプルにポリスマンに対してバカだなぁ~と感じた。

数日前に警察署で面談してくれた刑事さんは、すごくいい人だった。

夜中なのに、親身に相談のってくれて、最後に「子供を悲しませるなよ」って捨て台詞までもらって…

警察って捨てたもんじゃないなぁ~って思った直後に、このありさま。

刑事と末端のポリスマンとは、人間性が違うのかな…

だから、あなた達はポリスマン止まりだよ。と言いたくなる私。

30分くらい続いた事情聴取も終わって、17時前だったので、長男の小学校へ。

ちょうどいい時間潰しになったけど、あのときの子供の顔や訴えは一生忘れない(・_・、)

こんな親で、本当にごめんね。

お前たちを産んでしまって、本当にごめんね。

一生恨んでいいよ。一生償うから。

続く…



第38話 パパっ!助けてっ!パパっ! その12 助けられない

2021-03-18 23:29:22 | 日記
続き…

私の姿を見つけた瞬間、真っ赤な顔をして走ってくる。

「パパっ!パパっ!助けて!」

必死な顔で、必死に助けて求めて、私のもとに走ってくる。

今すぐ長男と次男を奪って、車に乗せて助けてあげたかった(・_・、)

でも、それをしたところで何も解決しない。

助けたいっ!
助けられない。

助けたいっ!
助けられない…

今は、助けられない…ごめんね(・_・、)

走ってくる長男と次男。

それを押さえ込む、妻と妻の父。

家から妻の母も出てきて参戦。

必死に逃げようとする長男を無理やり押さえ込んで、必死に家に入れようとする妻と、妻の家族たち。

ずっと、ずっと、

「パパっ!パパっ!」

って助けを求める長男。

次男は早々に家に連れ込まれ、長男は最後の最後まで抵抗するも、6歳の力では限界があるよね(・_・、)

無理やり押さえ込んで、家に入れようとする妻とその家族たち。

私は長男と次男の名前を必死に叫ぶことくらいしか出来ない。

「長男っ!次男っ!ママと一緒にお家に帰ろう!」

何度も何度も、私は叫ぶことくらいしか出来ない。

家に入れられた後でも必死に、

「パパっ!パパっ!」

と長男が叫ぶ声が聞こえる。

自分のプライドとか人生とか、どうでもいいから、今すぐ連れ去って助けてあげたかった。

でも、それをすると一生、子供を助けることが出来なくなってしまう。

本当に助けたいなら、正当法で助けるしかない!

助けたいけど、助けられない、心の葛藤。


そんなことより、妻よっ!

相手は子供だろっ。
なんで、こんなにヒドい仕打ちができる!?

お前も、ここにいる大人全員、親の経験あるだろっ!?

子供にこんなヒドい仕打ちが、なぜできる!?


膝をつき、愕然とする私…

信じられない。小学校を退学させたこともそうだけど、それ以上に信じられない。

例え、どういう理由があったとしても、我が子にこんなヒドい仕打ちができる妻の心理が信じられない。

今まで、こんな妻と一緒に子育てをしていたんだ(。・・)

そら、無理だよ。

どんなに熱い想いがあったとしても、目の前の母親がこれだと、そら、無理だよ。

子供と真剣に向き合ってきた何年間。

ずっと、違和感を感じてた。

何に対してって?

妻と子供たちの関係について。

ずっと、違和感を感じてた。

親子って、こんな関係でいいのかな…??

自分のストレス解消に子供を使っていいわけないし、

機嫌悪かったら、殺すような目つきで子供を見るよね。

あれ。すごく怖がってたよ(・_・、)

何回も何回も、私に「ママ嫌い」って言ってきてたよ。

もし、私が仕事や趣味に熱中して、子供たちと真剣に向き合ってなかったら、子供は逃げ道なかったよね。

唯一の子供の捌け口が、私だったのか…って今になって気付いた。もう遅いけど。

ずっと感じてた違和感…

これだったのか。

やっと気付いた。もう遅いけど(・_・、)

大変な想いをして産んだ子供だから、私のモノ。

私のモノ=私物

私物だから、何をしたって私はいいの♪

だって私のモノだもん。

子供の将来よりも、今の私が何よりも大事。

やっと気付いた違和感の正体_| ̄|○

続く…


第37話 パパっ!助けてっ!パパっ! その11 それをヒーローと呼ぶ

2021-03-18 00:04:53 | 日記
続き…

100m先から、どんどん近づいてくる。

そして、ついに私の車に気付く。

車を見つけた瞬間、顔を真っ赤にさせて、私のもとに走ってくる。

「パパっ!助けてっ!パパっ!」

子供のあんな顔を見たのは、もちろん始めて。

一生忘れないと思う。

6歳の子供が、必死に助けを求める姿を。

続く…