続々と各種競技の代表が決まり、機運が盛り上がってきましたね。

さて、国内に目を向けると、7月には新紙幣が発行され、埼玉を代表する渋沢栄一翁が、一万円札の肖像を務めることになっています。
ということで、深谷市にある渋沢栄一記念館に行ってきました!

記念館では、生誕からの歴史や多々ある関わった企業の社史、翁がしたためた書など、ゆかりの品々を見学できますが、なかでも、アンドロイドによる講義「道徳経済合一説」が心にしみます。

この道徳経済合一説では、「企業の目的が利潤の追求にあるとしても、その根底には道徳が必要であり、国ないしは人類全体の繁栄に対して責任を持たなければならない」1)と説いています。
現代でいう、企業の社会的責任(CSR)や持続可能な開発目標(SDGs)の考え方に近いように感じますね。

私も自分の行動が周囲の人々に「どのような影響をもたらすのか」を考えながら、日々努力していきたいものです。みなさんも、一度立ち止まって自らを振り返る機会として、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

1)渋沢栄一記念財団HP:渋沢栄一生誕170年を迎えて
