江ノ電散策

夏休みの一日、電車で「鎌倉～江の島」散策に行ってきました。

海なし県埼玉在住の私にとって、湘南はいつも憧れの場所でした。

「サザンオールスターズ」
「茅ヶ崎」
「江の島」
「鎌倉」
「江ノ電」
「生しらす」

免許取り立てで、首都高速の迷路に悪戦苦闘しながら、意味も
なく湘南へドライブした事を思い出します。
当時は「ナビ」もなく、道路標示や地図を、助手席の”ナビ”
がナビゲートしてくれたのを思い出しました。

今では、圏央道の延伸により、入間から茅ヶ崎へノンストップ
で行けるようになりました。

また電車も、鉄道会社各社の相互乗り入れの拡大で埼玉から
神奈川まで乗り換えなし（飯能～元町中華街）で行くことが
できるようになりました。

そこで、娘の夏季講習の合間の一日、遠くて近い湘南に出掛けて
みました。
「クルマ」で行くか、「電車」で行くか悩みましたが、「江ノ電」
に乗りたくて電車を選択しました。

電車の場合、前述の横浜まで直通の有楽町線・副都心線・東横線
で行って、横須賀線で鎌倉のパターンか、西武線で池袋、そこから
湘南新宿ラインで鎌倉というパターンがありますが、ちょっとだけ
所要時間が短い湘南新宿ラインで行きました。

平日とはいえ、夏休み真っ盛りで、まさかの江ノ電が通勤電車並み
に混んでましたが、線路の敷地ギリギリまで迫る旧い建物や植え
込みを掻き分けるように走る江ノ電はテレビで見た光景そのまま
でした。
海沿いの道を自動車と並行して走る稲村ケ崎～七里ヶ浜区間は頭の
中で「サザン」が流れていました。

ホントは持って行ったiPodの中のサザンでも聞きながらと思いまし
たが、激混みでカバンから取り出すことすら叶わず・・・

ひとつ手前の腰越駅で降りて、江の島方面まで歩くことにしました。
駅を降りて、海岸方面に向かうと、道路と線路が一緒くたになった
不思議な道が出現しました。
路面電車とはちょっと違う軌道で、自分のイメージの中の江ノ電
とは違う江ノ電がそこにいました。

途中の定食屋さんで、しらす尽くしの定食を食べ、いざ江の島へ。
「生しらす」、、ビール飲んで幸せ気分で写真撮り忘れました

海岸沿いの道に出て、海の家のお兄さんのビールのお誘いを２軒
ほど断り、ぶらぶらと江の島駅に到着。

折り返して長谷駅を目指します。
ちなみに、切符は一日乗車券「のりおりくん」がお得です

６００円で一日乗り降りし放題です

長谷駅は「鎌倉大仏」と「長谷寺」が有名ですが、今回は大仏は
時間の都合でパスしました。
紫陽花の季節も終わっているので、観光客も少ないのかなと思っ
ていたら、全然そんなことはありませんでした。海外からの観光客
も沢山いて、大変賑わっていました。
やたらと声の大きな近隣の国の方々より欧米の方が多かったので
ゆったりとお寺を散策できたのは幸いでした。