雑誌『ムー』の読書をムー民と呼ぶそうです。雑誌『ムー』とは、世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリー・マガジンです。私はその表紙のおどろおどろしさゆえに、書店で手を伸ばして買ったことはありませんが、どこだろう、待合室とかそんなところにあったのをパラパラ見たことがあるような、ないような。そんなオモシロ雑誌の編集長と、竹田恒泰さんの対談本、『神と怨霊』がとっても面白いです。日本がますます好きになる . . . 本文を読む
兄のおすすめ図書だったので、読んでみました。登場人物は年齢も職業も設定上まったく自分に似ていないのですが、登場人物の思うこと、言ってるとの端々から、作者の愛情のようなものが感じられました。
この作者はおそらく、人の気持ちをキャッチして、台詞化するのが長けている。そして現実の世界では往々にして、そういう台詞は言語化されない。実際に言葉に出して伝える人は少数であり、ゆえに、誤解が . . . 本文を読む
この『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、SF小説である。完全に予備知識ゼロで読み始めていただきたい。「分からない」ことがキーに話が進んで行くからだ。ライアン・ゴスリング主演で映画化が進められているとのこと、今から大変に楽しみである。インターネット、様々な交通手段で便利になり、世界が身近になるほどに、他国のことが分からない。なぜなら、それぞれ文化が違うから。東京と我が故郷を比べても、もう既にそこに . . . 本文を読む