潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

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新九郎、奔る! 17

2024-08-14 16:00:00 | コミック

 本、コミックス感想週間始めますよ〜

 ではまずこちらから>ゆうきまさみ『新九郎、奔る!』(小学館)17巻の感想&コメント。今月8日発売です。

 

  新九郎、奔る! 16 - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

  新九郎、奔る! 15 - 潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

 

 なんだかコミックスの発刊ペースが上がっているようなそうでないような。雑誌で追っているのでそこまで待たされた感はないのですが、早いのはいいことです(=^▽^=)。

 以下、例によって感想とコメントを少し。史実で明らかなこととは別に作品の内容にも触れますので、未読の方はご注意下さい。

 

 

 

 

 前回感想を書きづらい巻だと言いましたが、はい、この巻は一つの大きな山場が訪れました。駿河奪還が前の巻から引き続き描かれていて、ここでひとまず集結します。後始末も含めてです。

 小鹿新五郎(範満)との戦いはまあ予想通りというか、新九郎の計略をもって勝利します。でも見応え読み応えがありました〜。雑誌で読んで強い印象を受けた家紋のシーンもありましたし。ほんと、あの「対い蝶」って綺麗。

 しかし戦闘後の後始末には苦労する新九郎(しゃれでなく💦)。そこへ伊都さんが現れて巧く収めるのですが、まあこの時代の女性の力のあること 鎌倉時代はもっとだったらしいですが、日野富子クラスとなるとまた特別なんでしょうねえ。彼女は単行本未収録の雑誌掲載分で大活躍中ですわ。

 瀬名の名字をもらった彼、つまり築山殿(※徳川家康正室)のご先祖ってことですかね。つながると面白いです。

 

 さて、駿河のことは一段落として問題はこのあとでした。将軍義尚は戦に出払っちゃってるし、でももうカウントダウンが始まっちゃってるんですよね。と、この先はまだこれまた未収録なので次の単行本待ちですね。このあとの将軍交代(❗️)のごちゃごちゃもばんばん出てきますし、毎号(※隔号掲載ですが)がとても楽しみです。

 巻末に18巻は2024年冬頃とあるので年内には出るのかな。いいですねー。



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