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社畜となって働く日々の癒しは、
クワガタ飼育に観葉植物、クルマの運転、寺社巡り。

休みの〆は、閻魔詣と幽霊画で納涼

2019年08月12日 15時15分31秒 | 寺社巡り
世間はこれからお盆休み本番!…なんでしょうけど、
ワタシの夏休みはお終いです。3日間なんて儚いものですね。
どうも、こんにちは。不知火丸です。

休みの〆に、閻魔大王に詣でて、幽霊画を鑑賞して来ました。

まずは、水道橋の通称・こんにゃく閻魔こと源覚寺さんへ。



交差点の表示も『こんにゃくえんま前』ってw



境内は広くはないですが、
緑が多くて、とても清々しい感じがします。



お寺の御本尊は阿弥陀三尊ですが、閻魔様の方が有名?のようです。



   その昔(宝暦年代の頃)、目の悪いお婆さんが
   閻魔様に願掛けを行ったところ、
   夢の中に閻魔様が現れ
   「私の両目の内、ひとつを差し上げよう」とのお告げがあったそうです。
   満願の日に、お婆さんの目は治りましたが、
   閻魔様の右目は割れて黄色く濁っていたそうです。
   お婆さんは、感謝のしるしとして
   好物の「こんにゃく」を断ち、それを供えつづけたということです。



遠目でピンボケですけど…確かに左右で目の色が違います。





なかなかアーティスティックな御朱印です。
蒟蒻閻魔の“蒟”の文字と“蒻”の草冠の部分で、閻魔様の顔なんですよ。
お守りその他も、なかなか充実していまして、
閻魔様のワンポイント入りのボクサーパンツまでありました。
(ちょっと、畏れ多くて穿けないな…)


さて、閻魔詣でのあとは、文京区のコミュニティバスで千駄木方面へ。



三遊亭圓朝は江戸末期から明治にかけて活躍した落語家で、
「牡丹灯篭」「真景累ケ淵」「死神」などが有名。
怪談創作の参考として圓朝が収集していた「幽霊画」を
全生庵では、毎年8月に
「三遊亭圓朝コレクション 幽霊画展」として一般公開しています。



勿論、会場内は撮影禁止なので、パンフレットから…



幽霊に足が無いのは
右端の丸山応挙が描いた幽霊画が先駆けだったとか。
最近は、ヤラセだとか何だとかで
TVの心霊・オカルトものは、すっかり流行らなくなりましたが、
こういう正統派?というか芸術的なモノは
いつまでも無くならないでほしいものです。

全生庵の幽霊画展は、今月いっぱい8月31日まで、拝観料は¥500です。



拝観のオマケで、骸骨の団扇が頂けます。
会場では、幽霊画のクリアファイルやポストカード、
骸骨の缶バッジやTシャツなどのグッズも売っています。


帰路、え~と…地下鉄も良いけど、
JRの最寄駅は…と考えたら、『日暮里』なんですね。
一昨日、すぐ近くまで来てたんじゃん。
まあ、行き当たりばったり気ままに行動できるのも
夏休み故、コレはコレで善しとしましょう。













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2 コメント

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円山応挙! (KONASUKE)
2019-08-22 22:07:52
円山応挙!
観てみたいです!
幽霊・妖怪・オカルトも大好物なので(笑)
返信する
残り1週間ですよ! (不知火丸)
2019-08-23 21:20:48
KONASUKEさん、はじめまして。

毎年8月の1ヵ月間限定ですので、
今年は、ラスト1週間です。
子供の頃、『幽霊図鑑』とかで見た
丸山応挙の幽霊画は感動モノですよ!
返信する

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