ソレイマニさんがアメリカに暗殺されたのが1/3で、そこから緊張が高まったので注目されてましたが、舞台は隣のイラクなのでイラン自体はいたって平和です。
そんなこと言ってたらウクライナ機落とされてましたね。恐い。
政治的にはいろいろな問題を抱えるイランですが、観光地としては最高でした。
■イランの素晴らしかったスポット
どーん。
入り口。
①イマーム広場のイマームモスク(イスファハーン)
Meidan Emam,Esfahan
ここは何もかも忘れて問答無用に感動して泣ける。今まで見てきたモスクでも一番好き。
早朝は人が少なくて、鳥と猫と現地の哲学者みたいなおじさんしかいません。10時すぎると中国とかいろんな国の団体さんがきて写真が撮りにくくなるので、まったり写真撮ったりぼーっと感動したい人は朝イチがオススメ。
猫さん
わりといろんな国でモスク見てるけど、繊細具合はピカイチ。青空を見るたびに思い返すような綺麗な青でした。
夜も綺麗。モスクの中には16:00以降は入れない。
時期によって変わるので時間は要確認。
向かいのカフェがサンセットには最高のロケーション。入店で一律50,000リアルだった気がする。(滞在中ほとんどお金の単位が理解できなかった。レートもしょっちゅう変わるので厳密にいくらかよく分からない。)
向かいのカフェがサンセットには最高のロケーション。入店で一律50,000リアルだった気がする。(滞在中ほとんどお金の単位が理解できなかった。レートもしょっちゅう変わるので厳密にいくらかよく分からない。)
セットでティーとケーキがいただけます。
12月末はわりと寒いので東京くらいの防寒具が必要。
②ヤズドのゾロアスター教関連施設
ゾロアスター教(拝火教)の文字列に何故か興奮する人には強くおすすめ。世界最古の宗教というポジションにいたくときめいて訪問。
ゾロアスター教は今もアフガニスタンやイランでは現役の宗教で寺院があるけど、基本的に中は公開していないので火が見られるのは稀。
寺院の正面。人がいないのは撮り方で、後ろに本当はたくさん中国人観光客がいました。
鳥葬が行われていた沈黙の塔という丘も見どころ。
沈黙の塔。これともう一つ左にも塔があって、どちらも登れる。
塔の手前の施設。たぶん鳥葬前の処理などが行われていたところ。鳥葬は今は行われておらず、観光地として修復されているだけ。
内部。カラッとしてて恐い感じはなかった。
塔にのぼる。
塔の上、鳥葬用の穴。
もう何千年も鳥葬は行われていないらしいので、穴の中にはゴミや土塊があるだけ。全然恐い感じはないです。
塔は足場が整備されているとはいえわりと登りにくいので、スニーカーとか歩きやすい靴推奨。
塔の上から街が見下ろせます。
③シーラーズのキラキラ鏡の世界
シャー・チェラーグ廟(Shah Cheragh)
内部全体が鏡のモザイク。
とにかく圧巻。
男女で入り口が違い、異教徒は入り口でガイドが付かないと入れない。ちゃんとした現役モスクとしてみんな礼拝してる。
男女で入り口が違い、異教徒は入り口でガイドが付かないと入れない。ちゃんとした現役モスクとしてみんな礼拝してる。
女性は全身を覆う布が借りれます。
ギラギラー
各所微妙にデザインが違くて見応えありました。
ガイドは無料で英語堪能な若者で、けっこう何でも答えてくれる。
一緒に回ったオランダ人が政治的な質問もガンガンしてて(先のデモで政府が人殺したがどう思うかみたいな質問)めちゃくちゃ冷静に賢く答えてくれてた。
おまけのローズモスク
近所にローズモスクと呼ばれるステンドガラスが綺麗なモスクも。
インスタ映え度はピカイチ。ただ、朝の一番きれいな時間帯はインスタグラマーの撮影会場になってる。
イランやイスラム圏の国でもインスタは大人気で、かなり自撮り好きな人が多いのでポージングがプロみたい。
何度も撮影してチェックする気合い。
中庭も綺麗。
モザイクも薔薇柄。
近くのバス停も似たモチーフにデザインされてた。
何度も撮影してチェックする気合い。
中庭も綺麗。
モザイクも薔薇柄。
近くのバス停も似たモチーフにデザインされてた。
建物は一見の価値ありな美しさ。ただ規模は小さめで撮影会場すぎて、厳か度低め。後から見返すとやっぱり華やかな写真ではあるなー
人が映り込むのが嫌いだから写り込んでない写真が多いけど、本当はいっぱいインスタグラマーがいます。
■スポット以外の素晴らしかったとこ
イランは文化財が素晴らしいことはもちろん、同じくらいかそれ以上に人が素晴らしい。とんでもなくフレンドリーで親切。
ピクニックで出会ったイランの方々。
サンセットが綺麗な丘で夕陽待ちをしていた時、なんとその場でピクニックしていたイラン人集団がお茶とお菓子を分けてくれて、一緒に歌って踊ってお喋りする。
このあと絨毯屋さんにつれていかれる、なんてこともなく、市街地まで車もシェアしてくれて致せりつくせり。
その他にもすぐ写真を一緒に撮りたがる若者が多くて、みんなインスタ交換したがるのでアカウントは必須。インスタは若者だけでなくほぼみんなやってました。
突然やってきて写真撮ってった若者たち。
一人だけ顔認識されない…
◼︎とはいえ渡航は自己責任
滞在中も全く平和かと言うと。反体制デモで殺された人への追悼デモがあり、その期間(半日とか)インターネットが遮断されたりはしてました。
でも使っていたイランセルのsimカードはなんだかんだずっと使えていた気がします。GoogleMAPもLINEもインスタも使えたので不自由はあまりなく、一部ブログが遮断されていたのでVPN使ってました。
でも使っていたイランセルのsimカードはなんだかんだずっと使えていた気がします。GoogleMAPもLINEもインスタも使えたので不自由はあまりなく、一部ブログが遮断されていたのでVPN使ってました。
私は日本でこの3つをDLしていきました。
が、イランのUberであるSnappは日本の番号で設定したせいで使えず。設定し直すの面倒だったので普通にタクシー捕まえてました。そこまで料金も法外に高くはない。
中東系の国(具体的にはモロッコエジプトインド)は人がしつこいことが多いけど、イランはそういうのがなかったのも良かった。
早く中東情勢が落ち着いてほしいものですね。
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