誰だよ21日に滅亡とか言ったやつ。
早くしないとこのシリーズが終わる前に年が明けてしまうのでペースを上げていきます。
前回・10月26日編その2はこちら
前々回・10月26日編その1はこちら
第6回・10月25日編はこちら
第5回・10月24日編はこちら
第4回・10月22日編はこちら
第3回・10月19日編その2はこちら
第2回・10月19日編その1はこちら
第1回・10月12日編はこちら
初回・あらすじはこちら
キハ141系の6連を見送っておよそ1時間後、再び札幌駅のホームに上がります。
これから乗る9:55発の553Dは542Dの折り返し列車です。北海道医療大学まで一仕事をして札幌まで戻ってきた5両のうち、石狩当別側の3両が再び仕事につきます。残り2両は苗穂へ送られて消えました。
発車時間が迫っていたので、ひとまず乗り込んで終点・石狩当別を目指すことにします。
[札幌9:55→石狩当別10:41]
およそ50分で石狩当別につきました。時間が時間なのでご覧の通り人は皆無です。まあ、地元民以外が好き好んでくるような場所でもありませんが。
ホームを挟んで反対側には新十津川行のキハ40-401が待機しています。
11:15に発車する予定ですが、接続する列車は今乗って来た553Dが最後。次に石狩当別に来る559M(札幌11:00発、石狩当別11:42着)では間に合いません。数少ない列車が30分待ちというのはなんとかならないものでしょうか。
なお、次の新十津川方面の列車は14:30発の浦臼行き。さすが北海道。
反対の1番線から車両外観。札幌側から ”キハ141‐13+キハ142‐13”+キハ48‐1332”(”は運転台付)の構成です。
1番線で最後のディーゼルの雄姿をのんびりと撮影していると、新十津川方面から新たなディーゼルカーの姿が見えました。新十津川から来た5426Dです。この列車は札幌から来た3両と合体して、新たに556Dとして札幌へと向かいます。石狩当別を境に輸送量に大きく差がある札沼線では、列車も石狩当別を境に分けられています。石狩当別より南側では最低3両、最高で6両の列車が20分ごと(日中の平均)に行き交う一方、北側は2~3時間に1本、単行の気動車がとことこ走るのみ。分断は必然です。
それでも、6月改正までは全列車ディーゼルだったこともあり、苗穂への送り込み回送として直通列車が設定されていました。ディーゼルに単行用のワンマン気動車を連結し、石狩当別で解放(下り)/連結(上り)。他に札幌発浦臼行きなどがありましたが、改正後は556Dが唯一の直通(?)列車となっていました。
その556Dも、10月の改正で直通ではなくなります。今後はキハ40-400が一両で苗穂まで爆走回送をすることになります。
画面右側、キハ48‐1332の陰に見えるのが5426Dです……って、なんでそんな端に!?
と思っていると、2番線に停車していたディーゼルがいなくなっていました。
札幌方へ引き上げていくディーゼル。あれ、まだ発車には早いんじゃ……
見守っていると、途中の線路上で停止。安堵したのも束の間、今度はこっちに戻ってくるではありませんか。
……もしかして。
急いで5426Dの元に向かうと、既にキハ40-402が大口を空けて待っていました。
キハ40‐402のまで10メートル弱を残して停車したキハ48-1332も口を空けています。
やがてキハ48側が再びゆっくりと動き出し――
ドッキンーグ!
これで謎が分かりました。キハ40がホーム奥に停まっていたのは残りのディーゼルを迎え入れるため。そして一度2番線から札幌方向へ引き上げたのは、石狩当別に引き上げ線がないため。そして、わざわざ作業を伴う2番線に札幌からの553Dを入れるのは、接続する新十津川行5425Dに乗り継ぎやすくするため。ならなんでキハ40を2番線に入れない。
恐らく石狩当別駅の信号の都合上キハ40が2番線に入れないのだと推測しますが、実際2番線からも札幌方向へ行けるわけで、少しの改造で出来るはずです。もっとも、電車化でなくなる仕事に文句をつけても意味はないのですが。
単行・ワンマンで『超』ローカル線区を走るキハ40‐402に学園都市線の表示があったところで……
前面のスナップショット。
車内のスナップショット。
途中で見つけた手作り感満載のラストランプレート。鉄道好きの少ない北国ではいかんせん盛り上がりが欠けてします。
この列車が出ると、もう石狩当別にワンマン以外の気動車がやってくることはありません。
[石狩当別11:29→札幌12:13]
重々しいエンジンの音に耳を傾けること50分。あっという間に札幌まで戻ってきました。これをもってあいの里公園以北からワンマン以外のディーゼルが運用は終了しました。
客車時代から始まりかれこれ30年近く使用され続けてきた車体にはやはり疲れが見えています。
さようならキハ40系・キハ141系。
もう少しだけ続くんじゃ。
次回が最終回になる予定です。
おまけ
前回紹介したキハ141系6連が回送される様子の写真を掲載し忘れたのでここに載せておきます。
早くしないとこのシリーズが終わる前に年が明けてしまうのでペースを上げていきます。
前回・10月26日編その2はこちら
前々回・10月26日編その1はこちら
第6回・10月25日編はこちら
第5回・10月24日編はこちら
第4回・10月22日編はこちら
第3回・10月19日編その2はこちら
第2回・10月19日編その1はこちら
第1回・10月12日編はこちら
初回・あらすじはこちら
キハ141系の6連を見送っておよそ1時間後、再び札幌駅のホームに上がります。
これから乗る9:55発の553Dは542Dの折り返し列車です。北海道医療大学まで一仕事をして札幌まで戻ってきた5両のうち、石狩当別側の3両が再び仕事につきます。残り2両は苗穂へ送られて消えました。
発車時間が迫っていたので、ひとまず乗り込んで終点・石狩当別を目指すことにします。
[札幌9:55→石狩当別10:41]
およそ50分で石狩当別につきました。時間が時間なのでご覧の通り人は皆無です。まあ、地元民以外が好き好んでくるような場所でもありませんが。
ホームを挟んで反対側には新十津川行のキハ40-401が待機しています。
11:15に発車する予定ですが、接続する列車は今乗って来た553Dが最後。次に石狩当別に来る559M(札幌11:00発、石狩当別11:42着)では間に合いません。数少ない列車が30分待ちというのはなんとかならないものでしょうか。
なお、次の新十津川方面の列車は14:30発の浦臼行き。さすが北海道。
反対の1番線から車両外観。札幌側から ”キハ141‐13+キハ142‐13”+キハ48‐1332”(”は運転台付)の構成です。
1番線で最後のディーゼルの雄姿をのんびりと撮影していると、新十津川方面から新たなディーゼルカーの姿が見えました。新十津川から来た5426Dです。この列車は札幌から来た3両と合体して、新たに556Dとして札幌へと向かいます。石狩当別を境に輸送量に大きく差がある札沼線では、列車も石狩当別を境に分けられています。石狩当別より南側では最低3両、最高で6両の列車が20分ごと(日中の平均)に行き交う一方、北側は2~3時間に1本、単行の気動車がとことこ走るのみ。分断は必然です。
それでも、6月改正までは全列車ディーゼルだったこともあり、苗穂への送り込み回送として直通列車が設定されていました。ディーゼルに単行用のワンマン気動車を連結し、石狩当別で解放(下り)/連結(上り)。他に札幌発浦臼行きなどがありましたが、改正後は556Dが唯一の直通(?)列車となっていました。
その556Dも、10月の改正で直通ではなくなります。今後はキハ40-400が一両で苗穂まで
画面右側、キハ48‐1332の陰に見えるのが5426Dです……って、なんでそんな端に!?
と思っていると、2番線に停車していたディーゼルがいなくなっていました。
札幌方へ引き上げていくディーゼル。あれ、まだ発車には早いんじゃ……
見守っていると、途中の線路上で停止。安堵したのも束の間、今度はこっちに戻ってくるではありませんか。
……もしかして。
急いで5426Dの元に向かうと、既にキハ40-402が大口を空けて待っていました。
キハ40‐402のまで10メートル弱を残して停車したキハ48-1332も口を空けています。
やがてキハ48側が再びゆっくりと動き出し――
ドッキンーグ!
これで謎が分かりました。キハ40がホーム奥に停まっていたのは残りのディーゼルを迎え入れるため。そして一度2番線から札幌方向へ引き上げたのは、石狩当別に引き上げ線がないため。そして、わざわざ作業を伴う2番線に札幌からの553Dを入れるのは、接続する新十津川行5425Dに乗り継ぎやすくするため。ならなんでキハ40を2番線に入れない。
恐らく石狩当別駅の信号の都合上キハ40が2番線に入れないのだと推測しますが、実際2番線からも札幌方向へ行けるわけで、少しの改造で出来るはずです。もっとも、電車化でなくなる仕事に文句をつけても意味はないのですが。
単行・ワンマンで『超』ローカル線区を走るキハ40‐402に学園都市線の表示があったところで……
前面のスナップショット。
車内のスナップショット。
途中で見つけた手作り感満載のラストランプレート。鉄道好きの少ない北国ではいかんせん盛り上がりが欠けてします。
この列車が出ると、もう石狩当別にワンマン以外の気動車がやってくることはありません。
[石狩当別11:29→札幌12:13]
重々しいエンジンの音に耳を傾けること50分。あっという間に札幌まで戻ってきました。これをもってあいの里公園以北からワンマン以外のディーゼルが運用は終了しました。
客車時代から始まりかれこれ30年近く使用され続けてきた車体にはやはり疲れが見えています。
さようならキハ40系・キハ141系。
もう少しだけ続くんじゃ。
次回が最終回になる予定です。
おまけ
前回紹介したキハ141系6連が回送される様子の写真を掲載し忘れたのでここに載せておきます。
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