Local-Liner ~静サツ雑記帳

静岡運転所札幌派出所=静サツへようこそ。
札幌圏の鉄道を軸に、気ままに書き連ねていく日記です。

北海道新幹線試乗会に行ってみた 第1回 とりあえず、はまなす

2016年03月07日 | 鉄道 ‐ 北海道



 北海道新幹線開業まで43日となった、2016年2月12日の夜。
 10倍もの高倍率をくぐりぬけ晴れて試乗会のチケットを手にした静サツは、札幌駅を訪れていました。



 雪祭り終了直後でしたが、人の入りはむしろ開催中より多かったような気がします。

 さて、試乗会自体はタダなのですが、試乗会が開催される新函館~木古内までは自費で行かなければなりません。



 となれば、真っ先に候補に挙がるのが「はまなす」です。
 札幌~青森の急行ですが、函館2時52分着なので、夜行需要もある程度存在します。



 そんなわけで、「はまなす」がやってくる4番線へ。



 目の前を通過していくのは「スーパー北斗13号」(札幌20:49着)の回送です。


<回276M>

 733系エアポート編成が入線。


<3969M 快速エアポート205号>[新千歳空港20:33→札幌21:12]

 空港から来た721系のエアポートが隣に並びます。


<276M>[札幌21:19→小樽22:05]

 733系は小樽行きの各駅停車として発車。


<回3969M>

 721系は回送となります。



 暗闇に消えていきました。


<1841M>



 その後普通列車とホームライナーが発車していきます。

 さあ、いよいよ「はまなす」の到着です。



 21時35分、桑園からヘッドライトが近づいてきます。
 (ボケた……)



 手前もボケた……



 ともあれ無事に入線。
 右まで延びているのは自由席の列です。乗りきれる?。



 ドアが開くや否やどっと流れ込みます。
 寝台・カーペット・ドリームカー・指定席(通常座席)・自由席と、さまざまな選択肢のある「はまなす」で、私が一番好きなのは自由席です(由は席を自由に使えるから)が、さすがにこの自由席には乗りたくありません。
 今年の年末年始ですら混んでなかった自由席も、廃止前1ヶ月ともなるとかなり混んできています。できれば指定があるにこしたことはありません。



 人の流れが落ち着いたところで、編成の紹介と行きましょう。
 この日の編成は増結21号車と8号車を加えた9両です。





 8号車にはスハフ14-506。



 7号車とスハフ14が続けて連結されています。
 「はまなす」は頻繁に増結されますが、スハフ14が同じ向きに連結されるのは編成が8号車までの時だけです。
 9号車まで加わるとこの場所にはオハ14が、フル編成(~11号車)の場合はスハフ14が向かい合って連結されるためです。
 (※増21号車があるため、8号車まで=8両とは限らない)



 8号車車内。混んではいるものの、立ち席が出るほどではありませんでした。



 7号車からが基本編成になります。





 どこから見ても目立つ7号車はスハフ14-508。





 6・5号車にはドリームカーのオハ14-508とオハ14-503が連続して入ります。



 普通車よりもぼろぼろなのが気になりますが……




 カーペットカーはオハ14-512。
 私が撮りに行くといつもこいつとスハフ14-508に出会う気がします。



 車内。あれ、空いてね……?



 3つ連続で空いていました。
 年末期でもあったのですが、予約上満席でも、実際には空席があるという事例が多数発生しています。特にカーペットは顕著です。ぜんぶオークションのせいだ



 8号車が連結されているため、3号車は指定席となっています。




 オハフ15由来のスハフ14-556です。




 ここから先は寝台車。
 まずはオハネ14改造のオハネ25-501。




 増結21号車にはオハネフ25-3が入ります。




 1号車はスハネフ14-552です。



 機関車との連結部は人気スポット。



 先頭にはDD51-1148です。



 実は原色よりもこの北斗星色の方が好きだったり。



 先頭から撮影しましたが、黄色の線を踏み越える人があまりに多すぎてこの位置は断念。



 改めて先頭を撮影。



 撮影の様子。
 2月半ばということもあって、撮影者は多くはなかったのです(乗車する人+15人ほど)。



 お隣の5番線からも撮影します。


<8号車・スハフ14-506>



<7号車・スハフ14-508>



<6号車・オハ14-508>



<5号車・オハ14-503>



<4号車・オハ14-512>



<3号車・スハフ14-556>



<2号車・オハネ25-501>



<増21号車・オハネフ25-3>



<1号車・スハネフ14-552>




 全部で9両のため、「はまなす」はちょうど屋根の下に停車しました。
 これが10両になると停止位置がホーム端に変更されてしまうため、5番線からの撮影は難しくなってしまいます。


(参考例:ホーム端に停車した場合)





 スハフ14やスハネフ14の床下にはディーゼルエンジンが設置されています。
 暖房や電気の供給源として非常に重要ですが、一方でかなりうるさく、直上の座席(寝台)では寝れない一夜を過ごすことになります。




 エンジンの有無と床下の違い。上はスハフ14、下はオハ14の床下です。
 エンジンが付いていると電車のM車なみに雑然としています。



 発車時間が過ぎているため、ホームに残るは撮影者のみ。



 「はまなす」遅れの元凶、「スーパー宗谷4号」が7分遅れで到着しました。



 この日は「北斗15号」(21時57分着)も遅れて到着。



 8分遅れで、青の車体が動き出しました。



 宵闇にも似た車両が、赤のテールライトを残して札幌を去っていきます。


<277M 小樽発岩見沢行 733系 B-105編成>

 さて、私は再び撮影に戻ります。
 あれ、「はまなす」に乗って函館行くんじゃないの? はい、「はまなす」は候補ではありましたが、結局使いませんでした。
 その手段の紹介は次回ということで。


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