虫愛でる主婦の日記

茅ヶ崎在住25年を超えました。
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上高地6月 2021年 その5・花々

2021-06-15 16:54:49 | 自然

 

上高地では1泊したので、徳沢までの往復の行程をゆっくり楽しんだ。

 

ニリンソウはピークを過ぎていたけど、他にもたくさんの花々が咲いている。

(ヤマシャクヤクとの遭遇は今回の一番の収穫!!)

エンレイソウも、今年は少なめだったけど、美しい立ち姿(最初の写真)。

↓ 拡大。

 

 

 

 

 

 

2019年はオオバキスミレを見たけど、今年はなし。

他のスミレがたくさん。

 

スミレの種類、よくわからない。スミレサイシンかも・・・

 

 

今年は、イワカガミもたくさん見られた。

少し高い位置の岩にたくさん咲いていたのだけど、気が付く人が少ない。

 

 

↑ こちらは白いエンレイソウ。ミヤマエンレイソウとかシロバナエンレイソウという名前だそう。

エンレイソウは、ものすごく育てるのが難しい花。

種から(実生)だと、10年かかるとか。

葉っぱも柔らかくてデリケート。

 

 

↑ クルマバツクバネソウ。はじめて見た。

ツクバネとは「衝羽根」と書いて、羽根つきの羽根のこと。

確かに真ん中に玉のようなものがあって、周囲の黄色いのは、雄蕊の葯なんだそうだ。

む、難しい

花弁はないのかな。

 

 

↑ ハクサンチドリ。これも一か所しか見つからなかったな。

 

 

 

↑ マイヅルソウ

 

 

↑ コテングクワガタ。名前が面白い。

テングクワガタが在来種で、コテングのほうは外来種らしい。

外来種だけど、あまり見たことがない。

 

 

↑ ワスレナグサと見分けがつかない、エゾムラサキ。

同じワスレナグサ属なんだけど、別種なんだって。

ミヤマワスレナグサという別名もあるので、ワスレナグサでいいかな~

 

 

↑ ベニバナイチヤクソウ。

ベニバナ、と言うからには、ベニバナじゃない種類もあるということだね。

河童橋から少し下った梓川右岸に群生していて、びっくりした。

 

 

ヤマシャクヤクは大きな花だけど、他の花々は小さな花が多いね。

小さい花がたくさん咲いていると、とてもきれい。

 

他に、ちょっと地味だけど、形が特徴的なカミコウチテンナンショウがたくさん生えていた。

ひとつひとつ、マーキングされてテープが付いていた。

北アルプスの固有種。ずいぶん大事にされているんだな。

 

 

よく似た同じ仲間のマムシグサもたくさん生えてたけど、そちらはマーキングなし。

 

(つづく)

 

 

 

 

 


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