上高地では1泊したので、徳沢までの往復の行程をゆっくり楽しんだ。
ニリンソウはピークを過ぎていたけど、他にもたくさんの花々が咲いている。
(ヤマシャクヤクとの遭遇は今回の一番の収穫!!)
エンレイソウも、今年は少なめだったけど、美しい立ち姿(最初の写真)。
↓ 拡大。
2019年はオオバキスミレを見たけど、今年はなし。
他のスミレがたくさん。
スミレの種類、よくわからない。スミレサイシンかも・・・
今年は、イワカガミもたくさん見られた。
少し高い位置の岩にたくさん咲いていたのだけど、気が付く人が少ない。
↑ こちらは白いエンレイソウ。ミヤマエンレイソウとかシロバナエンレイソウという名前だそう。
エンレイソウは、ものすごく育てるのが難しい花。
種から(実生)だと、10年かかるとか。
葉っぱも柔らかくてデリケート。
↑ クルマバツクバネソウ。はじめて見た。
ツクバネとは「衝羽根」と書いて、羽根つきの羽根のこと。
確かに真ん中に玉のようなものがあって、周囲の黄色いのは、雄蕊の葯なんだそうだ。
む、難しい
花弁はないのかな。
↑ ハクサンチドリ。これも一か所しか見つからなかったな。
↑ マイヅルソウ
↑ コテングクワガタ。名前が面白い。
テングクワガタが在来種で、コテングのほうは外来種らしい。
外来種だけど、あまり見たことがない。
↑ ワスレナグサと見分けがつかない、エゾムラサキ。
同じワスレナグサ属なんだけど、別種なんだって。
ミヤマワスレナグサという別名もあるので、ワスレナグサでいいかな~
↑ ベニバナイチヤクソウ。
ベニバナ、と言うからには、ベニバナじゃない種類もあるということだね。
河童橋から少し下った梓川右岸に群生していて、びっくりした。
ヤマシャクヤクは大きな花だけど、他の花々は小さな花が多いね。
小さい花がたくさん咲いていると、とてもきれい。
他に、ちょっと地味だけど、形が特徴的なカミコウチテンナンショウがたくさん生えていた。
ひとつひとつ、マーキングされてテープが付いていた。
北アルプスの固有種。ずいぶん大事にされているんだな。
よく似た同じ仲間のマムシグサもたくさん生えてたけど、そちらはマーキングなし。
(つづく)
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