虫愛でる主婦の日記

茅ヶ崎在住25年を超えました。
このブログも20年目を超えました。よく続くねぇ

Gotoで京都旅 その8・宇治

2020-11-25 10:05:56 | おでかけ

  

京都旅行3日目(11月15日)。

 

今回の旅行は、かつての混雑がない、観光客が少なめの京都だったので、

とてもよかったのだけど

次の週末の3連休は、ものすごい人出だったようだ。

1週間前でホントによかった。

 

3日目は、宇治まで出てみた。

JR奈良線は、コトコトゆっくり走る電車で、京都から宇治まで30分近くかかるのに、

運賃は240円(距離がそれほどでもないってこと)。

ウチから横浜まで同じくらいの時間だけど、500円以上かかる(東海道線ぶっ飛ばしてるから)。まぁ、いいんだけど

 

宇治駅から平等院へ。国宝(鳳凰堂)&世界遺産。

8時半を少し過ぎていたので、すでに鳳凰堂への拝観受付前には、入場のための整理券受け取りの列ができていた。

平等院鳳凰堂は、中に入る人数を20人(20分間)と制限し、時間交代で入場可。

並んで待って、10時半の回となった(あと1時間半も待つ!)。

 

その次には御集印。こちらでは御朱印ではなく、御集印という。

2種類あって、その場で丁寧に書いていただける。

しかし、書置きでないので時間はかかる。

 

やっとこさ、手に入れて写真撮影へ。

 

 

正面から撮るとき、iPhone11の超広角が役に立つ!!

まだ鳳凰堂の見学が始まってないので、人影もなく、いい感じ~

 

 

↑ これは鳳凰堂に人が入っている時間帯

 

 

平等院の池は錦鯉がいる。

この池の水ってどこから来ているのかな?

と思って調べてみたら、どうも宇治川からではなく、かつては湧水であったそうだ。

(今は湧水ではなく、井戸水を汲み上げて流しているそうだけど)

 

 

平等院の境内にも、紅葉やたくさんの花木があるのだけど、

鳳凰堂と一緒に撮影できる場所は、なかなかない。

 

 

これくらいかなー。

鳳凰堂の上部分だけ、池は入れられない。人もたくさん入ってしまうし。

 

10時半になって、鳳凰堂の中へ入った。

鳳凰堂には阿弥陀如来坐像があり、周囲の壁にはたくさんの飛天(雲中供養菩薩像という。52躯あるそう)。

撮影禁止のため、写真がないので、平等院のサイトでご覧ください。

平安時代に作られたというが、当時の芸術の技法、信じられないくらい素晴らしい。

 

境内には、鳳翔館という博物館が鳳凰堂の奥にあるので、

そこで雲中供養菩薩像の一部(26躯)や梵鐘、鳳凰堂の屋根にあった鳳凰像一対(当時の物)が見られる。

これも必見、間近で見られる。

当時の技術で、寸分違わないほどの左右対称の鳳凰像。

 

現在の鳳凰堂の上には、金ぴかの鳳凰がいる。↓

 

 

平等院を出る頃には、もうお昼近かった。

参道にあるお店で宇治茶の茶そばを食べて、さて京都へ戻ろうか、と思っていたら、

「もう一つの世界遺産には、行かはりました?」とお店の方。

 

もうひとつ?と尋ねたら、宇治川向こうの宇治上神社も、世界遺産指定されているんだそうだ。

平等院の入り口を宇治川に入り、中州にかけられている橋(朝霧橋)を渡ればすぐ。

 

 

橋のすぐ反対側に鳥居があるけど、こちらは宇治神社(下社にあたるのかな)の鳥居で、

この奥に入ったところに宇治上神社はある。

 

1060年ごろに建立され、現存する神社の中で最も古い建造物なのだそう。

しかし、この日は七五三のお参りのためか、本殿前には白いテントが設置され、

あまり広くない境内も混んでいたので、写真は鳥居だけ。(こちらに画像があるのでどうぞ。)

御朱印もいただけた。

 

宇治上神社の隣にも、お寺があるので行ってみた。

こちらは興聖寺。曹洞宗のお寺。

 

 

↑ 曹洞宗をひらいた道元禅師が、初めて開いた道場であり、日本で初めての禅寺・曹洞宗最古の寺院なんだそう。

現在の寺院は、17世紀に再興されたものなので、比較的新しめ。

 

 

参道の紅葉が有名なんだけど、数年前の台風で倒木の被害が大きく、以前よりも紅葉が少ないと、

お寺のお坊様に教えていただいた。

平成30年の台風21号かな。大阪の関空の連絡協にタンカーがぶつかった時のだね。

宇治神社の鳥居も倒れたそうだ。

 

 

興聖寺のたたずまいは落ち着いていて美しい。

梵鐘からのこの位置からが、写真きれいですよ~と、案内係の方が一人ひとり参拝客に教えてくださっていた。

 

曹洞宗のお寺なので、座禅のための僧堂があるのだけど、ここを一般公開していて、拝見できる。

しかも、ここで座禅体験もできるそう。

座禅堂は一切会話をしてはいけない場所で、叉手(しゃしゅ)という手の形を作って左足から入り、歩かなければならない。

なんて作法を、大学で学んだなぁ

そういう作法は気にしなくても、ここでは大丈夫。でも一応お作法通りにした。

 

興聖寺のあと、中村藤吉でパフェ食べたい!!

と思っていたので寄り道したんだけど、まーーーー待った

今回の旅で、一番待ったような気がする(鳳凰堂の待ち時間は他のことができたので別)。

待ち時間の間、お土産も買えたけどさ(中村藤吉の秋限定栗入りフィナンシェ、絶品です)。

 

 

 

↑ まるとパフェ秋限定版。寸胴の竹筒に入っているので、結構ボリュームある。

 

 

↑ 夫はお茶漬けをセレクト。

お茶の種類が選べる(玉露・中村茶とあとなんだっけ・3種類だった)。

生茶ゼリイのデザート付き。

 

待った甲斐はあったけど、待ち疲れたのと時間が押してしまったので、

京都旅はこれでおしまい。

 

京都駅に戻って、駅弁とお土産買って、やれやれお疲れ様~。

 

 

 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (suimaruhakase)
2020-11-25 17:30:06
竹筒のパフェ!?
どーゆーコト?

あーー、虫主婦さんみたいに旅行の知識があったら楽しいだろーなー!!

ところで この写真はみんなiPhone11?
スゴイわ!!
返信する
こんばんは (虫主婦)
2020-11-25 17:37:01
すい丸さん
あら、たった今コメントをありがとう

中村藤吉のカフェでは、まるとパフェというのがありまして、
都路里などと違ってガラスの器ではないのです。
太い竹筒を切ったものに、みっちり具(?)が入ってます。
コーンフレークなどは入れてませんよ~
玄米パフとかラズベリーとか生茶ゼリイ、もちろんアイスクリームと生クリームも入っているし、秋限定版は栗も入っていました。

写真はほとんどiPhoneです。
ズームが必要なとき(屋根の上の鳳凰の写真とか)は、コンデジです。
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