京都旅行3日目(11月15日)。
今回の旅行は、かつての混雑がない、観光客が少なめの京都だったので、
とてもよかったのだけど
次の週末の3連休は、ものすごい人出だったようだ。
1週間前でホントによかった。
3日目は、宇治まで出てみた。
JR奈良線は、コトコトゆっくり走る電車で、京都から宇治まで30分近くかかるのに、
運賃は240円(距離がそれほどでもないってこと)。
ウチから横浜まで同じくらいの時間だけど、500円以上かかる(東海道線ぶっ飛ばしてるから)。まぁ、いいんだけど
宇治駅から平等院へ。国宝(鳳凰堂)&世界遺産。
8時半を少し過ぎていたので、すでに鳳凰堂への拝観受付前には、入場のための整理券受け取りの列ができていた。
平等院鳳凰堂は、中に入る人数を20人(20分間)と制限し、時間交代で入場可。
並んで待って、10時半の回となった(あと1時間半も待つ!)。
その次には御集印。こちらでは御朱印ではなく、御集印という。
2種類あって、その場で丁寧に書いていただける。
しかし、書置きでないので時間はかかる。
やっとこさ、手に入れて写真撮影へ。
正面から撮るとき、iPhone11の超広角が役に立つ!!
まだ鳳凰堂の見学が始まってないので、人影もなく、いい感じ~
↑ これは鳳凰堂に人が入っている時間帯
平等院の池は錦鯉がいる。
この池の水ってどこから来ているのかな?
と思って調べてみたら、どうも宇治川からではなく、かつては湧水であったそうだ。
(今は湧水ではなく、井戸水を汲み上げて流しているそうだけど)
平等院の境内にも、紅葉やたくさんの花木があるのだけど、
鳳凰堂と一緒に撮影できる場所は、なかなかない。
これくらいかなー。
鳳凰堂の上部分だけ、池は入れられない。人もたくさん入ってしまうし。
10時半になって、鳳凰堂の中へ入った。
鳳凰堂には阿弥陀如来坐像があり、周囲の壁にはたくさんの飛天(雲中供養菩薩像という。52躯あるそう)。
撮影禁止のため、写真がないので、平等院のサイトでご覧ください。
平安時代に作られたというが、当時の芸術の技法、信じられないくらい素晴らしい。
境内には、鳳翔館という博物館が鳳凰堂の奥にあるので、
そこで雲中供養菩薩像の一部(26躯)や梵鐘、鳳凰堂の屋根にあった鳳凰像一対(当時の物)が見られる。
これも必見、間近で見られる。
当時の技術で、寸分違わないほどの左右対称の鳳凰像。
現在の鳳凰堂の上には、金ぴかの鳳凰がいる。↓
平等院を出る頃には、もうお昼近かった。
参道にあるお店で宇治茶の茶そばを食べて、さて京都へ戻ろうか、と思っていたら、
「もう一つの世界遺産には、行かはりました?」とお店の方。
もうひとつ?と尋ねたら、宇治川向こうの宇治上神社も、世界遺産指定されているんだそうだ。
平等院の入り口を宇治川に入り、中州にかけられている橋(朝霧橋)を渡ればすぐ。
橋のすぐ反対側に鳥居があるけど、こちらは宇治神社(下社にあたるのかな)の鳥居で、
この奥に入ったところに宇治上神社はある。
1060年ごろに建立され、現存する神社の中で最も古い建造物なのだそう。
しかし、この日は七五三のお参りのためか、本殿前には白いテントが設置され、
あまり広くない境内も混んでいたので、写真は鳥居だけ。(こちらに画像があるのでどうぞ。)
御朱印もいただけた。
宇治上神社の隣にも、お寺があるので行ってみた。
こちらは興聖寺。曹洞宗のお寺。
↑ 曹洞宗をひらいた道元禅師が、初めて開いた道場であり、日本で初めての禅寺・曹洞宗最古の寺院なんだそう。
現在の寺院は、17世紀に再興されたものなので、比較的新しめ。
参道の紅葉が有名なんだけど、数年前の台風で倒木の被害が大きく、以前よりも紅葉が少ないと、
お寺のお坊様に教えていただいた。
平成30年の台風21号かな。大阪の関空の連絡協にタンカーがぶつかった時のだね。
宇治神社の鳥居も倒れたそうだ。
興聖寺のたたずまいは落ち着いていて美しい。
梵鐘からのこの位置からが、写真きれいですよ~と、案内係の方が一人ひとり参拝客に教えてくださっていた。
曹洞宗のお寺なので、座禅のための僧堂があるのだけど、ここを一般公開していて、拝見できる。
しかも、ここで座禅体験もできるそう。
座禅堂は一切会話をしてはいけない場所で、叉手(しゃしゅ)という手の形を作って左足から入り、歩かなければならない。
なんて作法を、大学で学んだなぁ
そういう作法は気にしなくても、ここでは大丈夫。でも一応お作法通りにした。
興聖寺のあと、中村藤吉でパフェ食べたい!!
と思っていたので寄り道したんだけど、まーーーー待った。
今回の旅で、一番待ったような気がする(鳳凰堂の待ち時間は他のことができたので別)。
待ち時間の間、お土産も買えたけどさ(中村藤吉の秋限定栗入りフィナンシェ、絶品です)。
↑ まるとパフェ秋限定版。寸胴の竹筒に入っているので、結構ボリュームある。
↑ 夫はお茶漬けをセレクト。
お茶の種類が選べる(玉露・中村茶とあとなんだっけ・3種類だった)。
生茶ゼリイのデザート付き。
待った甲斐はあったけど、待ち疲れたのと時間が押してしまったので、
京都旅はこれでおしまい。
京都駅に戻って、駅弁とお土産買って、やれやれお疲れ様~。
どーゆーコト?
あーー、虫主婦さんみたいに旅行の知識があったら楽しいだろーなー!!
ところで この写真はみんなiPhone11?
スゴイわ!!
あら、たった今コメントをありがとう
中村藤吉のカフェでは、まるとパフェというのがありまして、
都路里などと違ってガラスの器ではないのです。
太い竹筒を切ったものに、みっちり具(?)が入ってます。
コーンフレークなどは入れてませんよ~
玄米パフとかラズベリーとか生茶ゼリイ、もちろんアイスクリームと生クリームも入っているし、秋限定版は栗も入っていました。
写真はほとんどiPhoneです。
ズームが必要なとき(屋根の上の鳳凰の写真とか)は、コンデジです。