虫愛でる主婦の日記

茅ヶ崎在住25年を超えました。
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お朝事

2024-11-11 20:38:53 | おでかけ

 

宿坊に泊まったので、翌朝は「お朝事」の法要に参加。

「お朝事」(おあさじ)とは(最初読めなかった)※以下 善光寺HPより

日の出とともに本堂で始まるお朝事【あさじ】は、善光寺全ての僧侶が出仕して行われる法要で、

1年を通して毎日欠かさず行われています。

法要は毎朝天台宗と浄土宗の順に二座行われ、

法要の中では普段閉ざされている御本尊前の戸帳が上げられ、

善光寺の御本尊である一光三尊阿弥陀如来像が納められた瑠璃壇【るりだん】と厨子【ずし】を垣間見ることができます。

 

朝6:15に、宿坊の係りの方がやってきて(なぜかとても薄着・長野県民だからか?)、

旗を掲げながら、いろいろな由緒などを話しながら連れて行ってくれる。

宿坊の良性院は、仁王門のすぐ近くにあるので、

仁王門から。

 

↑ 阿形

↑ 吽形

 

まだ朝早いので、内部を照らす照明がついている。

おかげで仁王像が良く見える。

 

 

 

善光寺の仁王像、阿吽の配置が逆。

そして、この仁王像、なんと自立しているそう。

この大きさでこのダイナミックなデザインで、重心のバランスがしっかり計算されている。

すごいな高村光雲・米原雲海(作者)

 

 

山門の前まで来ると、「この線で並んでください。」と係の方が指示。

「お数珠頂戴」を受けるため。

 

「お数珠頂戴」とは ※以下 善光寺HPより

善光寺住職である大勧進の御貫主【おかんす】様、大本願の御上人【おしょうにん】様が導師として本堂に出仕される際、

その往復の道中にてひざまずく参拝者の頭へ、手にされた数珠で触れ、功徳を授けてくださいます。

 

善光寺は宗派がないお寺なんだけど、

一応住職は御貫主様(天台宗の一番偉い人)・御上人様(浄土宗の一番偉い人)お二人になる。

ワタシたちは天台宗の宿坊だったので、

大勧進の参道前に並んで待った。

ひざまずいて待ってたら、頭にポコッと御貫主様の大きな数珠が当たった。

 

意外とさっさと進んでいかれて、内陣にもどんどん入って行かないと、

法要はもう始まってしまっている。

 

本堂の内陣に入ったら、座って法要の様子をじっと座って見る。

寒い

この日の朝の気温 0.7℃ (もうちょっとで氷点下)

連れてきてくれた薄着の係りの方は、

「今日快晴じゃなくてよかったですね。晴れたら放射冷却でもっと冷え込んでましたね」と笑顔で言う。

長野県民、寒さに強い。。。

 

ここまで寒いと思ってなかったんだけど、

家を出るとき「念のため」と最後に厚手のタイツを荷物に入れておいてよかった。。。

しかし、ウルトラライトダウンの上に薄いコートを羽織って、

タイツと厚手の靴下は履いてるけど、パンツは化繊のもの。

 

寒い~

 

法要が終了すると、再びお戒壇巡り。

これで極楽往生は約束された。

 

↑ お線香に煙る本堂

 

この後は宿坊に戻り、朝食(少ないよ)。

冷え切った体に、温かい食べ物はごはんと味噌汁だけ。

 

↑ おかずはコチラ

 

さすがにこの日の冷え込みは今シーズン一番だったようで、

宿坊の方も「今日寒いですね」と言ってエアコンもう一台つけてくれた。

 

朝食後、少し休憩したらチェックアウト。

前日に良性院の御朱印もお願いしておいたので、受け取る。

善光寺の御朱印は前日のうちにゲット。

たくさんの限定御朱印があったけど(カラー版・書置き)、

直接書いていただける、一番オーソドックスな御朱印ひとつだけいただいた。

 

宿坊を後にして、もう少しだけ善光寺。

 

 

紅葉はもう少しあとかな~

 

↑ こちらは浄土宗の宿坊・堂照坊。

建暦二年(1212年)に親鸞聖人がお泊りになられた宿坊(善光寺HPより) なんだそうだ。

参道に面していて、キレイだな~

 

このあと長野駅に向かい、上田まで行ってみる。

(つづく)

 

 

 

 

 


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