
恵林寺の後は、善光寺へ。
善光寺と言えば、長野県の善光寺になるんだけど、実は善光寺っていっぱいある。
(長野県内には3つもある)
甲斐善光寺は、川中島の合戦のころ、信濃善光寺(長野の善光寺)の消失を恐れて、
武田信玄が本尊(阿弥陀如来)や宝物を移転させたことから始まったと言われている。
この御本尊の移転についてはなかなか流転の歴史があるようで、
上杉謙信が上越に持ち帰って如来堂を建てた、という説もあるし、
織田信長の時代には美濃国や尾張に移転、徳川時代に入ると三河・遠江を経て甲斐善光寺へ戻った、
とも言われている。
御本尊も大変だったんだねー
すっかり色あせているけど、朱塗りの金堂(最初の写真)は往時華やかであったことが容易にわかる。
三門も朱塗り。
金堂の中に入り、拝観。
ここでは、お戒壇巡り(胎内巡り)がある。
御本尊の裏手から階段を降り、真っ暗な中壁伝いにたどって行くと、
御本尊の真下の位置に鍵(錠前)があってそれに触れると御本尊と縁を結べる、という。
ほんとに真っ暗、という状況。
鍵は無事見つかった(見えないけど)。めでたし。
金堂の天井には龍の図が描かれていて、日本一(規模が大きい?)の鳴き龍だという。
廊下の部分が吊り天井となっていて、多重反響により共鳴する。
御朱印もいただいた。
にしても、甲府暑い!!
全国的にも高温だった日。暑くて、天気が良くても外を歩き回るのがためらわれる。
お寺さんはどこも大きな木に囲まれているので涼しいけど、
日陰を一歩出ると。。。
ぶどう狩りでもすればよかったかな~
(葡萄棚は日陰がつづく)
甲府はキンモクセイの大木があちこちにあった。
真っ盛りで香り漂う~
写真は恵林寺のキンモクセイ。あまりにも立派だったんで眺めていたら、
「持って帰る?」「あげようか?」と境内のお掃除の方々に何度も言っていただいた。
(つづく)
※「週末は山梨にいます。」は、やまなし観光推進機構のキャッチフレーズ。
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