4日の土曜日、鎌倉へ。
いつもは車で出かけるんだけど、今回は電車で。
北鎌倉の東慶寺をちょっとだけ参拝して、鎌倉駅方面へ抜けようと思ったんで、
北鎌倉駅で下車。
東慶寺では、もう梅がほとんど終わっていて、
フクジュソウはこれから、という感じでお花の端境期だったかな。
東慶寺は新型コロナで2回目の緊急事態宣言が出たときから、
お参りする人が自由に参拝できるようにと、拝観料を無料にしている。
観光名所ではなく、心のよりどころとしての存在をめざしてのことだそう。
花のお寺でもあり、様々な季節の花が咲くので、時々楽しみに訪れているのだが、
昨年の6月頃よりカメラ・ビデオ一切の撮影を禁止しているという。
理由は、
足元に咲いている花や苔を踏みつけ、進入禁止の場所に入り込んだり、勝手に物を動かしたり、見境がない人も出始めました。
なにより残念なことは、特に考えもなく、とりあえず撮影してしまう癖がつき、
目の前のことに対して、「心」で感じるのを忘れてしまったことです。
とのこと。
そうかー ここでもマナー問題かなぁ
たくさん撮影させていただいたけど、これからはやめておいて、見に行くだけしかないね。
梅もきれいだけど、イワタバコも見逃せないからね。
少し東慶寺に立ち寄った後、亀ヶ谷坂を通り抜け、扇ガ谷から鎌倉駅へ。
ランチを予約している駅近くのカフェ、【exotica soup&bar】(エキゾチカ スープ&バー)へ。
名前の通り、スープがメインになるランチ。
スープとキッシュ、サラダ、小さいお惣菜3種のランチセットをオーダー。
スープは5種類から選べ、迷った挙句ワタシは季節の野菜のポタージュ。今は春菊。
春菊のスープは、昨年も人気のメニューらしく、まさに旬の味わい。
お惣菜はキャロットラペ、レンズ豆、クスクスのサラダ
サラダはレタスと鳥ハム・ゴマのクリームドレッシング
キッシュはスパイシーなひき肉と、卵の2層構造。
これは、どれも想像の斜め上!美味しいのはもちろん、滋味あふれる品々。
予約したかいがあるってもんだ。
店内も駅近とは思えないほど静かで落ち着いている。
他のスープも美味しそうなんで、とくにお店と同じ名前の『スープ エキゾチカ』を食べてみたい。
(ワンタン&パクチー入り)
リピート必須。
ランチの後、小町通りの様子を見に行ってみた。
土曜日の小町通り、予想以上に混んでいた。
北鎌倉から鎌倉駅西口までがそれほど人出がなかったのだけど、こちらはすごい人出ですぐに脱出。
段葛はまだ桜が咲いていないので、人が少なめ。
それでも、八幡宮前の交差点は小町通りからの人が多く合流していて、大混雑。
八幡宮に入るのはあきらめて、反対方向、由比ガ浜方面へ再び脱出(一緒に行った友達が海が見たいというので)。
由比ガ浜に出て、国道を西側へ。少し遠回りだけど長谷を目指す。
長谷駅からほど近い【カフェ坂の下(パンケーキ屋さん)】に行くつもりで歩いていたら、
【Cafe Recette鎌倉】の看板が見えたので、急遽おやつはフレンチトーストに変更。
ここも、YouTubeなどでよく紹介されているので、一度来てみたかった。
最高級食パン専門店の【Recette】のカフェなんである。
使用しているパンが、最高級食パンなのだ。
中までしっとりやわらかな、『姫様のフレンチトースト』。
姫様 とは、横須賀のプレミアムブランド『姫様のたまご』(岩沢ポートリー)を使用している、
『姫様の生食パン』でつくられているかららしい。
中央部分がへたったりしていないほど、パン自体がしっかり凝縮されている感じ。
アイスクリームが2種つく(フレーバーが選べる)。
ワタシはあまおうとピスタチオで、春色2色。
こんなフレンチトースト初めてだ~ すごいねぇ 贅沢だねぇ
お店が道路から奥まった非常に目立たない位置にあるので、
店内はとても静かで落ち着く。
古民家風建物で、玄関で靴を脱いで入るので、ホントくつろいでしまう。
カフェルセットを後にして、今度は鎌倉大仏に行こうと思ったら、
高徳院方向の歩道が人であふれている。
今回の散策は人だかりをうまく避けてきていたので、高徳院は諦め、
由比ガ浜大通りから今小路を通り、鎌倉駅方向へ戻った。
ぐるりと一回りした鎌倉、結構歩いたね~20,000歩くらいかな。
この日、朝ジョギングもして、茅ヶ崎駅までも徒歩だったんで歩数がすごかった。
家に帰ってアップルウォッチ見たら36,000歩!!
昨年6月の上高地散策以来だな。
あっち行ってこっち行って、ぐるっと回った、
みたいな。鎌倉って小さな町なのにあれこれ
見所がぎっしり詰まったますから。
途中、美味しいものも楽しんで、
良い遠足になったご様子。
最近、境内内撮影禁止が増えて来ましたね。
誰もが携帯のカメラを持っていて、撮影に
夢中になり後ろの人に気づかなかったり、
入ってはいけないところにも入るし。
残念ですが、ごもっともな部分もあります。
東慶寺はイワタバコとかイワガラミが珍しくて毎年撮影に行っていました。今年からは見るだけで。
お寺や神社の境内はそもそも信仰の場所なので、それなりの礼儀作法があるはずなんですが、
観光名所化してしまうと、ただ「映え」を狙ったり、モデルのように撮影したりする人や、
休憩所のように飲食していたりする人が多くなりますね。
東慶寺の近くの明月院はアジサイの季節はもう完全にテーマパークです。
大声で笑いあったりしゃべったりする人も多くて、
静かなはずのお寺がとても賑やかです。
また、英勝寺などでは、ハイキング途中の団体ハイカー(高齢者)が、お寺の縁側にずらっと並んでにぎやかにお弁当食べていたこともありますね。
ここはそういう場所ではないですよ、と言いたくなります。
神様(仏様)はちゃんと見てますよ~って