1月24日の夜明けと手術の話

　

昨日の術後、かなり痛かったけど、なんとかキーボードが打てる。

なので、更新します

 

昨日の夜明けは、プチトマトのように赤い太陽。

靄に包まれているような、こんな太陽になるとは、

もう花粉の時季になってきたってこと？

 

 

手術は13時からの予定なので、12時過ぎに病院へ。

どうせまた開始時間ずれ込むんだろなー　と思ってたら、

意外にも時間通りに呼びに来た。

 

後で聞いたら、この日の日帰り手術の患者はワタシ一人だったらしい。

 

右手の小指なんで、術着はかんたんなレントゲン撮るときのようなもので、

肌着は着たまま、術着を羽織るような。

歩いて手術室に入り、

「ここに横になって右腕を横に出してくださーい」と言われ、

手術台に乗る。

 

ほー　手術室をこんなふうにまじまじと見るの、初めてだなー

何度か外科手術を受けてはいるけど、

全身麻酔で、意識が薄らぼんやりしてから入ることしかなかったからなー

 

オキシパルスメーターと血圧計と心電図用のパッドを装着し、

いよいよ開始。

 

麻酔医が麻酔を打つんだけど、どこに打つんだろ～　

コレが一番怖い

今自覚のある痛い場所（骨折している関節部分）だったら激痛だよね。。。

とドキドキしてたら、小指の付け根だった。

とはいえ　痛い！　痛いよ！！

「うあぁー！」

「はい、痛いよねー　あともう一本」

（えっ！もう一本て）

小指の付け根反対側からもう一つ針がブスッと

「うぉぉ！キビシー！！」

 

ああ～　痛かった。。。ガックシ

でもこれでホントに痛くなくなってるんだろか

なんて思ってたけど、

麻酔ってスゲーわけで、全然痛くない。

 

若い女性の担当医が「今から始めます。右手小指の骨折部分の固定で、30分くらいを予定しています」と。

ワタシの手術は、外科手術用モニターで骨を透かして見ながら行われていたので、

術中の様子を直には見られないけど、モニターはずっと眺めていることができる。

なので、ワタシの小指の骨に針がブッスリ刺さっていたり、

執刀医が指をぐいぐい伸ばしていたりするのが見えている。

なのに、全然・まったく！痛くないんだねー

 

なんて感心していたら、どうも固定具（細いピン）を刺すのがうまくいかないみたい。

1本目は入ったんだけど、これを支柱に骨を支えるもう1本がうまく入れられない。

何度もピンをねじ込む「ウィーーン」という歯医者の削る装置みたいな音がして、

モニター画像で針が行ったり来たりしているの

 

これ傷口を直に見てたら、見てる方が痛い感じなんだろうねぇ

なんてのんびり構えていたら、雲行きが怪しくなってきた。

 

執刀は整形外科医2人来ていたんだけど、そもそもの担当医（若）に、

もう一人の年上の医師が

「画面じゃなくて実際に見た感覚で」

「言ってること分かってる？わかったつもりになってない？」

なんて言うんだ。。。

 

そうこうしているうちに、

「一度レントゲン撮りましょう」となって、待たされる。

 

すると、小指の骨折部分が、ズーーン　と痛くなってきた。

「センセー、痛いですー」

麻酔医が飛んできて、

「ハイ、麻酔追加します　5cc」

 

その後、

A先生が手術（入院患者のだろう）が終了したらしいから、来てもらおう

ということになった。

A先生とは、多分整形外科医のなかで、一番偉いか経験豊富な人なんだろうね

 

結局このエライ医師が来て、最初っからやり直しでピンは全部抜かれ、

1本目から射しなおす。

途中、また　「センセー、痛いですー」で麻酔追加してもらい。

 

ピンの挿入2本目が、やはり難しいらしかったけど、

「うーーんと、もう少し・・・ここくらいで～」と言いながらサクッと処置。

「うん、こんなもんじゃない？どう？」

（ワタシに訊いてるわけじゃないけど）

（センセー、もう痛くなければなんでもいいですけど、その位置一番いいと思います～）

 

「ハイ、終わり。あとよろしくー」

後は生食（生理食塩水）で洗浄したり、消毒して傷口をシーネで固定。

あー　やっと終わった

と時計を見たら2時間半経ってた！！

 

↑　手術前

 

↑　手術後

 

（なんか疲れたんで、今日はここまで。つづく）