20日金曜日、入笠山に行ってみた。
↑ 5月20日の夜明け。
この時は結構いい天気だったんだけど。。。
入笠山は南アルプス北端にある山。
富士見パノラマリゾートというスキー場から、ゴンドラで山頂付近まで行ける。
天気がイマイチだったので、展望が期待できない山頂は目指さずにゴンドラ山頂駅周辺の湿原や山野草園をトレッキング。
以前(5年前)夏に蓼科行くときに立ち寄って、山頂まで行ったことがある。
その時は、山野草園にホテイアツモリソウが咲いていて、すごくよかった。
夏のほうが花が多いと思うけど、春はスズランがたくさん咲いているらしい(100万本以上)。
しかし、行ってみたらまだ早かったようで蕾が少しあるだけ。
ゴンドラを下りたスキー場の斜面一面がスズラン群生地だったので、
咲いていたらすごい景色だろうな~
それでも、ゴンドラ山頂駅周辺の山野草園にはいろいろな山野草が咲いているので、
散策して探してみた。
カタクリは、逆にもう終わりのようで、少ししか咲いていなかった。
カタクリもたくさん咲くらしい(5万本)。
↑ オオカメノキ。
まだ葉が茂っていない森の中で、あちこちで明るく白い花をたくさんつけている。
↑ エンレイソウ。
真っ白なものと、少し赤味のある花のものとある。
これからたくさん咲くようで、蕾の株や、芽出しの株が見られた。
↑ コテングクワガタ。
外来種だけどカワイイ花。ものすごく小さい。
↑ コミヤマカタバミ。
小さな白い花がたくさん咲いていた。
そして、山野草公園に入る入り口に、希少種「一葉蘭」が咲いている、という立て札があったので、
矢印の示す方向へ行ってみた。
一葉蘭って、きいたことがないんだけど、
夫は「へぇ!!見たい!!」と驚いていたので、かなり珍しい山野草なんだな。
山野草園に入り、ずんずん歩いて行く先々に立て札が現れるが、なかなか着かない。
そのうち、傾斜はきつく斜めになるし、通路を示すロープは張られているけど、
どんどん道が細くなってきて、最後には「この先行き止まり」などと書いた立て札が出てきた。
あれ?間違えた?
と思って最後のどんづまりまで行ったら、
イチヨウランはそこにいた。
↑ イチヨウラン。
名前の通り、株の根元に丸っこい葉っぱが一枚ついている。
花は小さいし、少し地味な色合いだったので気づきにくいけど、
まだ春先の気候で他にあまり植物が生えていなかったので、気が付いた。
でもちゃんと、ランの花。
そして、同じように山野草園の奥深くに生えていたタケシマラン。↓
あまりにも小さな花で、しかもこの株が散策道から離れているのでやっと撮れたのがこの大きさ。
赤い実がなるそう。
ラン、と名前がついているけどユリ科だった。
↑ ニリンソウ。
他に、スミレがたくさん咲いていたので、
それは次回。
貴重なお花をありがとうございます
ワタシも今回初めてでした。
タケシマランは、夏の終わりに実が真っ赤になるので、その時は目立つのでしょうね。