「緑の手」を持つ人がいるそうだ。
魔法のように植物を育てて、美しく花を咲かせる人のことらしい。
花と話ができる人、といったところ。私の母はそういう人らしい。
本人曰く、べつに大したことはしてなくて、
「時季を決めて世話をする」
「なんか元気ないなー、と思ったら肥やしをやる」くらいだそうだ。
でも、近所のおばさんには「いつもきれいに咲かせているわねー」と、感心されている。
我が家にはシャコバサボテンがある。
毎年きれいな花を咲かせているが、いつも花芽が確実に成長してきたものを実家から持ってきて、クリスマスごろ楽しみ、花が終わって暑くなる前に実家に戻していた。
昨年は、冷夏だったので、シャコバサボテンは初めて我が家で夏を越した。
このままウチの近くの気候に慣れてくれれば、毎回行ったり来たりしなくて済むと思い、私が管理することになった。
シャコバサボテンはさし芽で増やしたりしたことがあるので、私も育てるのに多少自信があった。
が、その年の12月になっても、花芽が形成されず、ぱらぱら程度にしか咲かない。
ウチに母が遊びに来たときに、その株を見せて、
「肥料足らなかったかな?今年はもうだめだね」
と話していたら、
「肥やし(彼女は「ひりょう」と言わず、「こやし」と言う)たくさんやってみて。これからでも咲くよ。」と言う。
彼女の言うとおりに肥料をたっぷり(やりすぎ?と思うくらい)あげてみた。
来年きれいに咲いてくれれば、程度にしか思っていなかったが、このあと、すぐにシャコバは花芽をつけた。
施肥の時季からはおおはずれなのに、シャコバサボテンの声でも聞こえたのだろうか。
魔法のように植物を育てて、美しく花を咲かせる人のことらしい。
花と話ができる人、といったところ。私の母はそういう人らしい。
本人曰く、べつに大したことはしてなくて、
「時季を決めて世話をする」
「なんか元気ないなー、と思ったら肥やしをやる」くらいだそうだ。
でも、近所のおばさんには「いつもきれいに咲かせているわねー」と、感心されている。
我が家にはシャコバサボテンがある。
毎年きれいな花を咲かせているが、いつも花芽が確実に成長してきたものを実家から持ってきて、クリスマスごろ楽しみ、花が終わって暑くなる前に実家に戻していた。
昨年は、冷夏だったので、シャコバサボテンは初めて我が家で夏を越した。
このままウチの近くの気候に慣れてくれれば、毎回行ったり来たりしなくて済むと思い、私が管理することになった。
シャコバサボテンはさし芽で増やしたりしたことがあるので、私も育てるのに多少自信があった。
が、その年の12月になっても、花芽が形成されず、ぱらぱら程度にしか咲かない。
ウチに母が遊びに来たときに、その株を見せて、
「肥料足らなかったかな?今年はもうだめだね」
と話していたら、
「肥やし(彼女は「ひりょう」と言わず、「こやし」と言う)たくさんやってみて。これからでも咲くよ。」と言う。
彼女の言うとおりに肥料をたっぷり(やりすぎ?と思うくらい)あげてみた。
来年きれいに咲いてくれれば、程度にしか思っていなかったが、このあと、すぐにシャコバは花芽をつけた。
施肥の時季からはおおはずれなのに、シャコバサボテンの声でも聞こえたのだろうか。
チムという、緑の手の持ち主の少年が出てくる童話を
読んだ事があります。オバサンになってから。
読後感は、「これは 子供向けじゃない!」
大人を癒してくれる物語でした。
植物への、ちょっとした気遣い、細やかな愛情を注ぐことができる人、なんでしょうね。
そんなお母様に育てていただいた、
心優しいママなんですよね、虫主婦さん。
細やかな愛情、というのは今後の続編をお読みになってからのほうがよろしいかと・・・(「母」、シリーズ化?!)
私も母もユニークな人種だと思いますので。
虫主婦版「あたしンち」かな。
フローリスト シュエットさん>
肥料は毎日が一番いいのですか、知りませんでした。
シャコバサボテンは10月の長雨にやられたようです。
ウチはマンションなので、家の中に入れると今度は暑すぎるんです。
来年もウチは増やそうと思います。