白富士(L)
20年以降4歳馬が4連勝中で、22、23年は4歳馬が馬券を独占した。うち昇級馬が3勝。23年②着馬も昇級馬で、連勝中で勢いのある昇級馬は当レースでは鉄板級だ。
◎ロードデルレイ
ここまで4戦3勝。負けた神戸新聞杯は0.1秒差。前走は自己条件に戻して、3勝クラスのウェルカムSを順当勝ち。相手はルメール騎手騎乗のバトルクライ。今年も堅く決まる。
根岸(G3)
18年以前はG1チャンピオンズCを筆頭に、前走重賞組が馬券を独占していたが、19年以降ではチャンピオンズC組は③着1頭のみとなった。
師走、すばる、ギャラクシーなどの格上挑戦組の好走が目立ってきているが、これらのレースから勝ち馬は出ていない。勝つのはカペラS、武蔵野Sなどの重賞組だが、どちらの組であれ、前走で馬券になったことが最低条件になっている。
◎タガノビューティー
武蔵野S②着。前走が重賞で馬券になったのはこの馬だけ。得意の1400M戦(①②①③②④着)でさらに。相手はアルファマム。近4戦3勝。負けたレースにも理由があるし、引き続き同じ舞台なのがいい。以下、4連勝中のサンライズフレイム、底しれぬ強さを感じさせるエンペラーワケア。アームズレイン、フルムにもチャンスがある。
シルクロードS(G3)
18年からレースレベルが上がった。それまでは淀短距離組を中心に、阪神のタンザナイト、中山のラピスラズリなどのオープン特別戦組が多数馬券になっていたが、18年からは同じコースの重賞組(京阪杯、スワンS、スプリンターズS)が中心となった。それでも京都の非重賞組から2頭馬券になっている一方、タンザナイト、ラピスラズリ組は1頭も馬券になっていない点からも、コース実績の優位性が見て取れる。内枠超優勢。
◎ルガル
前走が京都芝1200で好走した馬を狙う。とくに18年以降の京都開催では出走した6頭中4頭が馬券になっている京阪杯組の信頼度が高く、そこで②着だったルガルを本命視。ルガルは2走前も同じく京都のG2スワンSで④着だった。あとは枠順だけ。
以下、京阪杯④着のトゥラヴェスーラ。斤量負担がカギとなる。京都で昇級を決めたサンライズロナウドは逆に斤量面で優位に立つ。20年は前走が京都の3勝クラスの馬が②着になっている。