ロンジンワールド
3勝クラスの芝2400M戦。この辺りの距離を得意とする馬が限られるのか、毎年1、2人気の馬が争う。昨年は1人気の馬が飛び、12人気のサペラヴィが激走したが、馬券になった残る2頭は2人気、3人気だった。今年は自己条件に戻し、実績で勝るキングズレイン、前走長欠明けながら7馬身差勝ちのダノンギャラクシーが有力。
この距離を得意とする馬もいれば調教師もいるのか、堀厩舎の管理馬が5年で3度馬券になっている。先日のAJCCを勝ち、前走で同コース施行の六社Sを制したチャックネイトも堀厩舎の管理馬。今年はシュトルーヴェが出走予定だが、同馬は2走前が同コース②着。勝ちに等しい内容だった。1勝クラスも同コースで勝ち上がっており、得意のコースで巻き返しを図る。
東京新聞杯
過去にカラテ、サトノアレスがリピートしているレースで、昨年覇者ウインカーネリアンに期待したいところだが、前走は海外で逃げて大敗。年齢を考えてもどうか。ここは昨年④着でも0.1秒差負け、高速決着に泣いたジャスティンカフェの方がよく見える。
相手には前走が条件戦ないしオープン特別戦の馬を穴に狙う。2018年以降、格上挑戦の馬が22年まで毎年連対しており、うち4頭が3勝クラスからの昇級馬だった。なお昨年は上がり馬の出走はない。
例年通りなら、キャピタル③着アスクコンナモンダ、リゲル①着マテンロウスカイ、3勝クラスを勝ったセッタレダストのどれかが馬券になっていい。マテンロウスカイはワンターンのマイル戦が現状のベスト。開催2週目の馬場も合う。同コースのG3で③着の実績があり、以上の3頭の中では最も期待できる。
セッタレダストは同コースで大逃げ打って、上がり33.9秒でまとめて勝った2勝クラスのレースが秀逸。なにがなんでもハナ。同型にウインカーネリアンがいるが、これを捌ければ。