5月16日
ヴィクトリアマイル
◎サウンドキアラ
近3年では7,8,11人気で馬券になった穴馬はすべて2枠あるいは3枠。内枠の方がいいのだろう。そこにグランアレグリアが入ってしまった。
グランアレグリア一択ムードだが、この馬の2着以下を期待する馬券を買うしかない。あと私が好きなスマイルカナは今回はさすがに厳しいすぎる。
グランアレグリアに先着する可能性がある馬を4頭挙げたい。
まず2人気のレシステンシア。前々走で本格化した感があるが、続く前走もダノンスマッシュとほぼ同着の1着。控える競馬でこれだけやれるなら、枠の心配もいらない。ベストは1400Mだと思うが、それも過去のこと。今のこの馬なら距離は関係ないだろう。
デゼルは3歳時のスイートピーSで、とても強い馬が出てきたと思って、以来注目してきた。距離もベスト。1600M~1800Mでは負けがない。本レースと相性のいい阪神牝馬を勝ってきた。この馬にはいいローテで、臨戦過程としては申し分ない。
マルターズディオサは秋以降の馬で走り頃ではないが、追い切りでは騎手の合図によりスッと加速、反応の良さが目を引いた。調子の良さが窺える。この馬の自在性をいかせる枠もいい。
サウンドキアラは昨年アーモンドアイの2着。それ以降まったく冴えない感じになってしまったが、前々走で復調の兆しを見せ、さらに前走では完全に立て直してきた感があったものの、レースは休み明けのぶんと初の1200Mという距離、おまけに大外枠で終始外を回される競馬で好走するにはかなり無理がある舞台設定だった。もともと叩き良化タイプ。今の状態を考えれば、ベストの1600Mに戻して巻き返してくる可能性が高い。