5日
□映画「私をスキーに連れてって」を観た。監督が誰だかわからないような映画を私は決して観ないが、なんとなく昔の角川映画を観てみたいと思った。
□この時代の角川映画はどれも、薬師丸ひろ子、原田知世、松田優作しか出ていない。映画というのはまず役柄があって、オーディションなんかを通して役柄に役者を当てはめるわけだが、当時の角川映画では最初から役者が決まっているのだから、やはり無理がある。
□「私をスキーに」は原田知世と三上博史の主演で、三上は女性が苦手で仕事もできないがスキーだけはプロ級にうまいという役柄だが、イケメンで聡明な感じの三上をそういう目で見ることは不可能に近い。
□とはいえ、旬なタレントによる旬な映画というのもこれはこれで悪くはないものです。