12月13日
朝日杯FS

例年サウジRC①着馬が、次いでデイリー杯組が人気だが、今年はサウジRCからの参戦馬がおらず、デイリー杯①着馬のセリフォスが注目を集める。
セリフォスのデイリー杯はハイラップの上がり勝負で、それを追走して差し切っている点から、この馬には展開は関係ない。力を出せるかどうかだけだ。
穴馬タイプとしては前走が未勝利戦だった馬になる。昨年①着馬のグレナディアガーズは高速馬場が、一昨年③着馬のグランレイはハイペース余力無し型の展開が嵌まった。後者は単勝オッズ200倍以上の超人気薄だった。
また18年は東スポ杯⑦着からのクリノガウディが穴をあけたが、グランレイもクリノガウディものちに短距離路線で結果を出しているように短距離向き。グレナディアガーズも血統的には短距離向きで、スピードが武器の馬が穴をあける。登録馬ではヴィアドロローサとトゥードジボンがこのタイプで、後者はがんばっても③着だろうが、前者はこのメンバーでも①着もあるダークホースだと個人的には思っている。
なにより枠順が重要で、馬券になった9頭中8頭が内枠の馬である傾向は無視できない。好位で脚を溜めて抜け出しを図った馬が勝っているように前で競馬ができる馬が有力。