6月20日
阪神10R 垂水S
◎クリデュクール
崩れないタイプで、昇級後も惜しい競馬が続いている。前走はトップハンデを背負って0.2秒差の④着。③着馬は直後G3を制したユニコーンライオン、②着馬は3勝クラスをレコード勝ちして卒業した。前々走と同じ0.2秒差④着でも中身が違う。7歳だが晩成タイプでまだ伸びしろがある。
他、マーメイドS登録馬2頭と53Kのレッドフラヴィアを押さえておけばなんか当たるだろう。
東京10R 多摩川S
◎レノーア
昨年②着。暖かくなるこの時期がよく、昨年一昨年と5月から本格始動し、一回叩いて、同コースを使ってくるパターンで結果を出してきている。基本的にはリレーションシップが勝つと思っているが、この馬からリレーと粘り込みが期待できるシャイニーロックを相手に馬単とワイドを買う。
しらかばS
◎ショウナンアリアナ
3勝クラスの1200M戦は牝馬を買っとけばだいたい当たるが、残念ながら上位人気はすべて牝馬になりそうだ。ならば、洋芝適性を見込んでショウナンアリアナに白羽の矢を立てる。
ショウナンアリアナは北海道競馬の経験値が高く、同番組も前年③着になっている。前年よりも斤量が軽くなっており、最低でも③着の結果は期待できそうだ。やはりここもこの馬から人気どころに流す。
ユニコーンS
◎ゲンパチフォルツァ
毎年堅い決着のレースで、近4年では5人気の馬が2着なった以外は、連対馬はすべて3人気以内の馬だ。しかし、今年はこれといった馬がおらず、オッズ的に見ても8人気くらいまでに可能性がありそうな顔ぶれになっている。
近4年で7枠から勝ち馬が2頭出ているが、どちらも1人気の馬だった。基本的に内枠優勢で、とりわけ1枠は絶好枠と見ている。
ゲンパチフォルツァを強く推したい。前走の青竜Sでは2月に同コースで行われたヒヤシンスSとの比較でも、だいぶ馬が強くなった印象。絶好枠に入って勝機到来と見る。
マーメイドS
◎ミスニューヨーク
毎年荒れるレースだ。今年も例年と同じ雰囲気で、上位人気馬はまったく出番がない恐れがある。とはいえ、他方で二桁人気馬もあまり出番がないレースでもある。
晩成タイプの4、5歳馬が狙う。前走3勝クラスを0.5秒差内というのが一つの基準で、そういう馬が軽ハンデを味方に激走する。
クラヴェルは前走3勝クラスを0.2差の⑤着。このときの勝ち馬であるソフトフルートよりも斤量が3キロ軽くなり、立場は逆転したように見える。
秋華賞⑤着の実績がありながら、53Kで出走できるミスニューヨークはここはチャンスだろう。エリ女は単純に力が足りなかっただけだし、前走の福島牝馬は初めての左回りにとまどっただけ。崩れたのはこれだけだ。距離が延びてもよさそうだし、追い切りでも元気いっぱいだった。人気が割れていて変動が激しいが、現時点では8,9人気となっている。