多肉は、とても不思議な植物で
手を掛けたからと言って必ずしも
思い想像する姿になるとは限らないようだ
元気にしてると思えば、
次の日には
まるで気落ちしているかのように見せて、また、ある日は「私」を主張するように堂々とした
姿をみせてくれたりもする
そんな多肉達に、実は毎日振り回されている
生まれた環境とはまったく違うこの場所で、この子は子なりに踏ん張っているのだ…
調子が上がらない子に気がつけば
ねえ?どうしたら、もっと心地よくここにいられるの?と声を掛けみたくなる
それはまるで自分に言い聞かせるように
雨に濡れないよう
風にとばされないよう
大好きなお日様に当ててあげる
構いすぎずに忘れる事なく
ひとつひとつ見守る
それは、まるで小さな子ども達を
育てるような感覚にも似ている。