話題の映画、「ゴジラ-1.0」を観てきました。
ネットなど見ると賛否両論あるようですが、自分は素直に面白かったし、感動しました。
*ここからのレポートには一部ネタバレが含まれますので、ご了解の上でお付き合いください。
冒頭は1945年の第二次世界大戦末期、ボロボロの零戦が大戸島の守備隊基地に着陸するシーンから始まります。
ラジコンでは好んで零戦を飛ばしてきた自分にとって最高のオープニングでした。
初代ゴジラの上映が1954年だったと思いますので、そこよりもさかのぼってのゴジラが描写されていたのでしょうか、この時のゴジラは体長15m程度だったようです。
そして1946年夏にビキニ環礁で行われた米軍の核実験「クロスロード作戦」によってゴジラは50m以上に巨大化します。
その後、何故か戦後の復興途上であった日本の中心に上陸して大暴れするゴジラ・・・これは圧倒的な強さと恐怖でした。
ヒロイン役の女優さんはシン・仮面ライダーで緑川ルリ子を演じていた方。
まったく違う役どころを完璧に演じていてさすがでした。
この映画では街並や船舶などは大々的に破壊されるのですが、人が死ぬ瞬間のシーンは一切ありません。
ゴジラに踏みつぶされる人々も煙などで巧みに隠されています。
それにしてもゴジラは強かった。
口から吐くお決まりの熱線も大迫力。
この熱線は強烈すぎて発射するとゴジラ自身も負傷するらしく、再度の発射までには時間がかかります。
このあたりが勝利のカギだったんですね。
GHQ支配下ではあるものの米軍は攻撃を避け、日本政府もゴジラ対策ができないなか、元海軍の方々を中心とした民間人が立ち向かったのが「海神(わだつみ)作戦」。
個人的には、これで大丈夫なの?という感じでしたが、そこにあの局地戦闘機「震電」が加勢するのです。
震電のあの独特のフォルムが攻撃に一役買ったのでしょうね、早速劇中震電のプラモデルまで発売されています。
まあ、とにかく面白く観ることができましたが、疑問点はいくつも残っています。
特にラストシーンのヒロインの痣・・・あと何回か映画館に出向こうと思います。