エフェクターと新しいベースを準備したので練習せねばという気持ちになってきました。
30年ぶりとはいえ、運指やリズムキープなどの基礎練習は面倒くさい(だから悪い癖がぬけなかったし、上達しなかった)。
とにかく1曲コピーして弾けるようになろうと選んだのがこれ。
1975年6月にリリースされた、甲斐バンド2枚目のシングル「裏切りの街角」です。
当時15歳の自分は切ないメロディー、歌詞の世界と甲斐さんの声にしびれました。
この曲が弾けるようになりたいとギターを始めたのですが、C#mというキー。
ほぼすべてがバレーコードですので、初心者に弾けるわけがない・・・
「裏切りの街角」の数か月後にリリースされた「かりそめのスイング」も収録された彼らの2枚目のアルバムが「英雄と悪漢」。
これは文字通りレコードが擦り切れるまで聴きました・・・甲斐バンドについては後日まとめて記録してみようかな。
さて、曲を再生して一緒にベースを弾こうとして唖然、カウントがないのです。
ギターのイントロがいきなり始まるので、出だしが合わせられません。
https://www.youtube.com/watch?v=Z31EgTFdHoA
仕方がないので、当時のライブ音源を確認しましたが。
なんとキーが半音上がってDmになっており、テンポがむちゃくちゃ早い。
これは自分のイメージと違います。
https://www.youtube.com/watch?v=ffFkC1gFtjM
さらに最近のライブ音源ではリズムパターンもベースラインもまったく違う。
https://www.youtube.com/watch?v=Emp3xEuk8iQ
ということで、オリジナルの音源にカウントをいれることにしました。
参考にしたのは以下のページです。
https://sui-lab.info/archives/621
この記事にしたがって3段階でカウントが入れられます。
その1、曲のテンポを知る。
自分はYAMAHAのメトロノームアプリを起動させ、再生した音源のテンポをさぐりました。
結果は117。
次にリズムマシンソフトのHydrogenを使ってカウント部分を作成して。
その後、音楽ソフトAudacityを使用してカウントのトラックと楽曲のトラックを合成します。
書き記すと難しそうにみえますが、なれればあっという間にできます。
ちなみに使用したアプリやソフトはすべてフリーですので気楽にダウンロードできました。
完成したカウント入りの「裏切りの街角」、いい感じです。
つぎは「ポップコーンをほおばって」でやってみよう・・・いつになったら練習を始めることやらです。