昭和38年に発売された鉄人28号のブリキ玩具。
ゼンマイやモーターで歩行するブリキの鉄人28号は数多くありますが、これはその1作目。
通称「No.1」のメタリックブルー仕様です。
当時の販売価格は200円ですので、非常に高価なおもちゃであったと思われます。
向かって右は1980年に大阪ブリキ玩具資料室というメーカーが復刻生産したもの。
非常によくできています。
オリジナルの方は左肩が脱臼気味ですが、経年の変化です。
50年も経過すればオリジナルの様な渋い色になるのでしょうか。
この2体はオリジナルも復刻版も両手の先がゴム製の古いバージョン。
オリジナルの方も数年後にはこぶしもブリキ製に変わっていた気がします。
背中のロゴを見てみると・・・
オリジナルは「T.N.」、Toy Nomuraでしょうか。
復刻版には「Osaka Tin Toy Institute」。
いずれにもMade in Japanとあります、いいですね。
この野村トーイの鉄人No.1は、自分のおもちゃコレクションの原点になった品物のひとつ。
こうやって時々手に取って眺めているるのですが、非常に感慨深いものがあります。