昨年5月のシン・ウルトラマンの公開から約10か月、ついにシン・仮面ライダーの上映が始まりました。
一般公開の初日、3月18日(金)の朝一番の上映を観てきました。
宇都宮の映画館で朝一からこんなに混んでいるのは初めて、というくらいに混んでいました。
が、はじまってみると2/3程度の客数、隣で上映中の池井戸潤さんの方が混んでたのかも。
*ここからのレポートには一部ネタバレが含まれますので、ご了解の上でお付き合いください。
作品はシン・ウルトラマンと同様にオリジナルを十分にオマージュしている庵野監督の意志が強く伝わってきます。
でも、個人的には本郷猛はもっと強いイメージでいてほしかったと思います。
彼は仮面ライダーとして、オリジナルでは父親の仇として敵対していた緑川ルリ子とタッグを組んでショッカーに立ち向かいます。
そして国家プロジェクトとして二人に協力する謎の二人の人物・・・ラストシーンで名前が明かされて「ああ、やられた」と思うのですが、ここでは伏せておきます。
途中から一文字隼人の2号ライダーが登場します。
オリジナルどおり、最初はショッカー側で1号を倒しに来ますが、緑川ルリ子の超絶技で味方に。
かなり無理やりだけど、難しい単語がたくさん出てくるのでなんとなく納得してしまいます。
なにより、あの変身ポーズがオリジナルどおりなのは素晴らしいの一言。
前半はとにかく暗い雰囲気で進みます。
戦闘シーンも血しぶきが飛びまくるので、50年まえとは違って妙にリアルです。
さらに、ショッカーの設定やコンセプトがとにかく複雑で一度観たくらいでは理解不能だと思います。
自分は帰宅後にパンフレットを読んでやっと納得しました。
嬉しいことに入場者にはライダーカード2枚入りが配られていました。
でもコレクションできるわけでもないし、若い俳優さんには興味ないし・・・このまましまい込まれるのでしょう。
映画鑑賞後には、ついついグッズを買ってしまいます。
今回もキャラクターボールペンとマスクキーホルダーを購入・・・これも絶対開封しないだろうなあ。
シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンに続く庵野監督のシンシリーズの第3弾ですので、出演の俳優さんが数多く重複していました。
特にシン・ウルトラマンで準主役だった大女優さんが、ほぼちょい役の改造人間(本作ではオーグメントと言う)で登場してたのには驚きました。
個人的には後半は非常にテンポよく楽しめました。
オリジナルに近いところも多々あり(おそらくロケ地も)、特に11人のショッカーライダーとの戦いにはしびれました。
そしてラストでは1号ライダーが・・・そして新2号ライダーが誕生して・・・さすがの展開でした。
一夜明けて今朝はアオキ模型さんへ、ついこんなものを購入してきちゃいました。
庵野監督のシン・シリーズの経済効果は素晴らしいですね。