19世紀のロシアの海洋画家「イヴァン・アイヴァゾフスキー」の【第九の怒涛】である
この【第九の怒涛】についての簡単な説明があるので掲載しましょう
1850年製作の油絵で、彼の代表作である。〈サンクトペテルブルクのロシア美術館所蔵〉
画題は嵐の海では、第一の波から第二、第三と波が次第に大きくなり、
第九の波で最高潮に達して、また第一の波へ戻るという嵐の海についてのジンクスに基づいている。
この絵では、夜の嵐の海へ投げ出された人たちが、難破した船の木片につかまって
荒海の中を漂っている様を描いている
【第九の怒涛】との最初の出会いは、昭和52年〈1977〉7月の事、34歳の夏であった
今迄に大作と云われ名画と云われた絵画との出会いは幾度もありました・・・しかし
41年前に目の前で鑑賞出来た感動は・・・一生涯の宝物です
そして【第九の怒涛】が勇気と人間の偉大さを与えてくれたことに改めて感謝です
その時に買った図録がこれ 今写した、ピンボケ写真でごめんなさい
この時1977年の5月17日から8月21日までの期間で全国5会場をまわっている
1977年5月17日~6月5日 東京・三越日本橋
1977年6月8日~6月30日 富士美術館
1977年7月5日~7月31日 京都国立近代美術館
1977年8月4日~8月14日 福岡県文化会館
1977年8月16日~8月21日 愛知県美術館
以上の通りです・・・この中で二番目の富士美術館は八王子にある創価学会の美術館です
三番目の京都に来た時に見に行ったのですが、創価学会とは縁も所縁もありませんでした
この時、富士美術館に関心も意識もないので、知ったのは学会員になってからでした
因みに創価学会に入会したのは昭和57年〈1982〉の1月ですから
【第九の怒涛】が27年後、神戸に上陸したのです・その時のパンフレットが
不思議な出会いと云えば・・・大袈裟かも知れませんが・・・
最初の【第九の怒涛】との出会いの時に、嫌いだった創価学会に入会するとの暗示だったのかな
第二回目となる【第九の怒涛】展の会場は二か所でした〈この時は創価学会の招聘だった〉
2003年11月1日~2004年1月25日 東京富士美術館
2004年2月1日~2004年3月28日 関西国際文化センター
この時購入した【第九の怒涛】の額縁が我が家の「李白の間」に飾っています
【第九の怒涛】に関しての創価学会名誉会長の池田先生の感想が・・・
2004年1月25日付けの神戸新聞に掲載されていますので次回のブログで紹介します
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