えらい飛び離れた様なタイトルですんまへんな~・・でも本当なんです
まずはこの展覧会は・・・創価学会ならではの企画なんですよ、先ずは
二年前に全国で開催されたレオナルド・ダ・ヴィンチとアンギアーギの戦い展からお話ししなければ
上の右の絵なんですが、タヴォラドーリアと云う題名のついていて、ダ・ヴィンチの作?かも知れない作品
其の詳しい経緯はわかりませんが?この絵を手に入れた創価学会が元の持ち主にお返ししようと
イタリアはフィレンツェへ寄贈したんですね~、長年にわたり行方不明だった絵画が戻ってきた
イタリアでは大変な話題に、特にフィレンツェでは大騒ぎになったとか?
それが証拠に即イタリアの国宝になったんですから、だから一番に日本への展示が実現したのです
そして今回の「遥かなるルネサンス・天正遣欧少年使節がたどったイタリア」展もフィレンツェからの贈り物
云わして頂くと、創価学会とイタリアとの深い・深い絆によって実現した展示会なんです・・・さて
前置きが長くなりましたが・・これだけは言わせて頂きたかったのでお付き合い頂きました・・・では本題へ
今回の展示の大きな特徴は今から400年以上も前に、13歳から14歳の少年たちが欧州へと旅立った事実を紹介
私もこの事には全く知らなかって今回の展覧会で初めて知った次第です・・・調べました、一部を紹介します
それは、1582年の2月20日に総勢300人という規模で長崎を出港しています
使節に選ばれた四人の少年たちがこの人たちです
正使・伊東マンショ・・・日向の領主、伊藤氏一族に生まれたが8歳の時薩摩・島津氏との戦いに敗れ、父を失い孤児に
遠縁だった大友宗麟の領地に逃れ、そこで宣教師に出会い洗礼を受ける
正使・千々石ミゲル・・・生まれてすぐに千々石の領主だった父が戦死。
母と共に従兄のキリシタン大名・有馬氏のもとで育つ
副使・原マルチノ・・・・キリシタン大名・大村氏の家来・原中務の子で大村の地で育つ
副使・中浦ジュリアン・・小佐々水軍の一族に生まれるが、父が戦死し、大村氏のもとで育つ
以上のように四人すべてが、キリシタン大名、大友宗麟・有馬晴信・大村純忠の縁者であって
なんと4人のうち3人までの父が戦死していると云う境遇の者たちだった
この使節団は、8年の長きにわたって、欧州の各都市を訪問するのである
長崎を出港して四か月が経った、6月21日に【本能寺の変】が起こっている
キリスト教に大変理解をしていた織田信長の死によって、帰国後の四人が過酷な人生を送ることになる
伊東マンショの肖像画、1585年ヴェネツィア共和国を訪問した際に描かれた肖像画
永らく分からなかったこの肖像画が、2014年に確認されて大きな話題になった
今回、日本初公開の目玉作品、《ピア・デ・メディチの肖像》 メディチ家の秘宝とも云うべき作品
1542年頃の作品で、作者・ブロンズィーノの代表作と言われている
このように今回の展示の特徴は、少年使節たちが8年にわたって訪問した都市を順を追って紹介するところ
今週の22日から祇園祭の7月17日まで行われます、
因みに7月17日は本能寺の変の明智光秀の三女玉子・ガラシャが殉死した日です
何か、因縁めいたものを感じませんか・・・では会場でお会いしましょう
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