二日前・・京都文化博物館のフィルムシアターで【ゴジラ】をそして、昨日【七人の侍】を見てきました
ナント!どちらも1954年度公開の作品でした、いやー私の11歳の時・・小学5年生ですよ
先ずは、【ゴジラ】の感想から・・・63年前にこれだけの特撮が出来たのか?と感激でした
たまたま、ネットでこのポスターが、入場料、大人70円とありますよ
前年1953年にアメリカで「原子怪獣現る」が公開され、この映画の影響を受けたと云われている
内容の原水爆の実験が影響して、と云うくだりも同じ筋書きになっている
しかし、この初代【ゴジラ】はアメリカでも大ヒット、もちろん日本でも爆発的ヒット、961万人の観客動員だった
内容もしっかりしているし、陸上でのゴジラシーンも中々迫力があったのだけど
水上のシーンが、お粗末だった、船の浮かんでいるシーンも、お風呂に石鹸の容器が浮かんでいる感じだった
水上での特撮は、今でも難しさを感じるのだから、でもそれ以外は、よくぞここまでと感動しました
続いて!同じ京都文化博物館のフィルムシアターで【七人の侍】を鑑賞、こちらは本当に凄かったさすが黒沢でした
6時半に始まって、終わったのが10時前と云う、長編だったけれど・・あっという間に「終」の文字が現れた
以前に同じ場所で黒澤明の長編作品【白痴】を見たが、こちらは、何回もあくびが出っ放しだった。
全体の流れが、全く退屈させないし、馬と人の動きを追うカメラが抜群であった
映画を観ていて、ふと【荒野の七人】がダブって来た、特に志村喬とユル・ブリンナーとが
【荒野の七人】は【七人の侍】の6年後に公開されている、
宮口精二の居合抜きのシーンを見ていて、ジェームス・コバーンのナイフ投げが思い浮かんだ
ジョン・スタージェスが黒沢の七人の侍を西部劇に、と云うだけでも話題になったが、実に素晴らしいリメイクだった
製作費もかなりの金額だろう・・・と調べてみたら、この当時の金額で2億1000万円だったとか、収入は10倍だった
久し振りに素晴らしい 二作品に出会えた・・・「映画って本当にいいもんですね」と、水野晴夫の声が聞こえてきます
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