風を感じた
冷たかった風が
暖かな春風に…
久しぶりに味わう
心地よさ
いつの間にか訪れていた
花の季節
目に映るは桜の花
満開の桜風に誘われて
今年も逢いに来たよ
桜のキミに…
麗らかな日差しに
春を感じ始め
厳しい冬の寒さも
日に日に終わりが近づいてゆく
幾度も繰り返される
巡る季節の中で
今日が今日であるように…
明日が明日であるように…
変わらず迎えてくれる古木の下に
変わらぬ想いが溢れてる
もうすぐ訪れるね
花咲く頃が…
そして
今年も逢いにゆくよ
静かに時を待つ
桜の君に…
眼下には
どこまでも広がる
柿の実色に染まる絨毯
痛みも…
苦しみも…
負の感情などなく
ただ
優しさだけに包まれて…
無の中に感じる心地よさ
そこはきっと…
夢の国
初めて訪れる場所は
出会う人も
触れるものも
その風も新鮮で
違う自分にさえも
向き合える気がする
全てのものに
感謝を…
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明日から福岡へ！
初めての土地、ワクワクしてます
長くもあり
短くもあり…
共に過ごした11年と4カ月…
弱りきった身体で呼んだ
最期の声
僕の腕の中
静かに逝った
満月の夜…
旅立ちの3日前から
流し続けた
君の涙…
別れを知っていたのかな？
その涙を見ると
何故だか涙が流れたよ
君を送り出した日は
朝から続く涙雨…
君の居場所に
何度足を運んでも
君はもう居ない…
多くの思い出が
頭の中を駆け巡り
今も涙が溢れ出す
君は幸せでしたか？
僕は君が相棒で
幸せだったよ
そして 一言…
ありがとう
H27.1.5 その生涯を終える…
