包み込む優しさに
温められて
寄り添う心に
花を咲かせ
想い通う
春の空
君の残す足跡が
詩となり…
心となり…
春の奏を
風に乗せる
君の元へ
届くように…
ひと雨
ひと雨
暖かくなり
ひと雨
ひと雨
花開く
喜びの雫に
応えるよう
満面の笑顔
ほころばせて…
迎える春の中
共に詩い
共に揺れ…
共に奏で
共に感じ…
優しく降り注ぐ雨は
喜びの涙
心に染みて
馴染みゆく…
近づく春に
目を覚ます
『共に生きよう』
声かけ合って
立ちはだかるは
なごり雪
色とりどりの
花開き
待ち望む春の
足音聞こえる
いっしょ感じる
この場所が
君と僕の
指定席…
過ぎゆく時の中
閉じかけた心に
優しく響く
扉の音…
暮れゆく空に浮かぶ
月のように
そっと…
君のイスは
あの時のまま…
笑顔の水と
想いの光で
心の花は
いつまでも
咲き続けるから…
