仁ちゃん家 ~ガンプラ作りたい建築系サラリーマンの部屋~

建築サラリーマンの超牛歩ガンプラ製作記録ブログ
パパモデラーが健康と家族に優しい水性塗料ファレホで塗装しています

ファレホでメタリック表現 サンプルその3

2020-07-10 | ガンプラ・ツールなど
さてさて、ファレホのメタリック表現の第3弾です。
前回は金銀銅のメタリック塗料を紹介しましたが、
今回はまたキャンディ塗装についての悪あがき記事です。

ファレホでキャンディ塗装、、、と言いつつ、
その実もうかなり諦めモードなので、
この際手持ちの他の種類の塗料も使って試してみます。
いきなり脱線ですw

てことで、冒頭の写真の紹介。

前回までと同じ白黒のサンプルカードを使っています。
すべて下地はファレホメタルカラーのクロームです。
向かって左から、
モデルカラー クリアグリーンを上吹き
水性アクリジョン クリアグリーンを上吹き
モデルカラーのクリアグリーンとメタルバーニッシュを1:1で割ったものを上吹き
エナメル クリアグリーンを上吹き
それぞれの上半分にはさらにメタルバーニッシュでコートしています。

んん!
相変わらず曲面ではないのでメタリック感は伝わりにくいと思いますがw
実物を見るとやはりアクリジョンやエナメルのクリアカラーを使った方が、
圧倒的にキャンディ塗装感が出ます!
たぶんもう何回か重ねて吹くと良い感じになりそうです。

まぁ、普通そうなると思うんですよね。。。
ファレホのクリアカラーがおかしいだけで。。。
ダメ元でクリアカラーとメタルバーニッシュを最初から1:1で割って吹いてみたりしましたが、
単に薄くなるだけで全然メタリック感は出ませんwww
これは塗り重ねてもまったく期待ができないのが吹いてて分かります。

この結果を見てもやはりファレホはキャンディ塗装に向いてないんだなと実感します。
アクリジョンとエナメルはおそらく曲面パーツにもっと厚く吹き重ねてやれば、
ギラっとしたキャンディ塗装ができそうな感じがします。



でもまだ諦めない!
まだ手持ちのファレホはあるんだ!
そいつらもどーせダメだろうけど、せっかくだから吹いてみましょう。

な、なんだこりゃ、、、
こいつらもまったくメタリック感が出ねぇ。。。
まぁ分かってましたけどね!
一応左から、今回下地にクロームは吹いてません。
メカカラー メタリックグリーン一発
メカカラーのスチールとモデルカラーのクリアグリーンを混ぜて吹付
メタルカラーのクロームとモデルカラーのクリアグリーンを混ぜて吹付

もうね、よく分からんですよ。
メカカラーのメタリックグリーンについてはもはや、
お前なんだよその色!?って感じで使いどころがまったく想像できないし。
てかそもそもメタリック感ねぇーよと言いたい。

右二つはクリアグリーンに最初からメタリック塗料混ぜちゃえばいいんじゃね!?と思って、
これだったらいけるだろうと吹いてみましたが、
クリアグリーンのクセが強いんじゃぁ~。
せっかくスチールとクロームは良いメタリックなのに、
クリア塗料がその全てを台無しにする感じです。
はい終了です。



いや、まだ私には試していないものがある。。。
そう、メカカラーの蛍光塗料が!
これだけクリアカラーが使えないので期待はできませんが、
前に単独で蛍光塗料を吹いてみたらけっこう透過性があったので、
これならクリアカラーよりも下地のシルバーを活かしてキャンディっぽくできるかも!?
と思い立ってサンプルを作ることにしました。

さらにもう1点、思ったことは、
メタルカラーのクロームは非常に綺麗な銀色なんですが、
粒子がキメ細かすぎてギラギラ感があんまりないんですね。
なので、もうちょっとギラギラ感の強い方が上吹きしても効果が出るかもと考え、
下地をメカカラーのスチールとガンメタリックにしてみました。
スチールはほぼシルバー、ガンメタリックはけっこう暗めなので、
重厚感のあるキャンディ塗装にできるのではという考えです。

では紹介。
違いが比較できるように、クリアグリーンと蛍光グリーンの両方で作りました。

ははっ、まぁ思ったとおりだけどね。
やっぱり全然メタリック感が出ません!
一応説明しますと、
左上 メカカラー スチール下地でモデルカラー クリアグリーン上吹き
右上 メカカラー ガンメタリック下地でモデルカラー クリアグリーン上吹き
左下 メカカラー スチーツ下地でメカカラー 蛍光グリーン上吹き
右下 メカカラー ガンメタリック下地でメカカラー 蛍光グリーン上吹き

少しだけ期待した蛍光カラーもまったくダメです。
きったねぇ緑ですよ、なんじゃこの色は。。。


ってことで、今回は色々試してみたのを紹介しましたが、
いずれも徒労に終わった感が半端じゃないです。
全然メタリック感が出ないし、こんなのキャンディ塗装じゃない。
かといってこの表現の使い所が他にあるかというとまったくありません。

まぁ、使えない、ということがハッキリと分かったのでヨシとしましょう。
もうファレホでキャンディ塗装は完全に諦めます。

なので次回はエナメルでキャンディ塗装をやってみた、
をお送りしたいと思いますw
えぇ、諦めが悪いんです。
というかここまで色々試してことごとく失敗したら、
なにか収穫を得て終わりにしたい!という思いです。


ではまた。

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2 コメント

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Re: ()
2020-07-13 07:59:05
なにとぞ様
毎度コメントありがとうございます。
私はもうファレホでキャンディ塗装は諦めたので、あとは託しましたwよろしくお願いします。
エナメルはちょいっとだけ軽油系の匂いがしますが、細部の塗り分けや筆塗り、各種ウェザリングでも使えるので、私は重宝してます。
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色々と参考になります (なにとぞ)
2020-07-11 16:29:15
どもっ仁さん。
最近の塗装実験の記事が非常に興味深くて読んでいてテンション上がりっぱなしです。
メカカラーのメタリックカラー系はなんとなくヤヴァそうな気がして購入していませんでしたが、やっぱりクセが強い塗料でしたか(^_^;
私もファレホでキャンディ塗装をやってみたいとずっと思っているのですが、クリアー系塗料の性質がラッカー系と大きく違うのが困難にしている要因ですよね。私の選択肢にエナメル塗料が存在しないので、仁さんの意思を勝手に引き継いでwもうちょっとファレホであがいてみようかと思います。まぁ十中八九失敗に終わるとは思うんですがねw
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