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HGUCガンダムMk-Ⅱ製作その1 お手軽仕上げでウェザリング

2020-05-07 | HGUCガンダムMk-Ⅱ(完成)
今回はお手軽仕上げに挑戦してみたいと思います。
キットはHGUCガンダムMk-Ⅱ(REVIVE版)です。
私はMk-Ⅱが大好きでして、HGUCの他にMGもRGも当然積んであるんですが、
既に組んであって以前に素組みの紹介をしたHGUCのMk-Ⅱで行こうと思います。

最近はホビージャパンなどの模型雑誌でも、
週末簡単モデリングとか、スピードモデリングとか、簡単仕上げとか特集されてたりしますし、
世の中の仕事もやれ時短だ働き方改革だと宣っておりますので、
私も今回は時短・簡単・汚しだけしたい仕上げに挑戦してみたいと思います。

今回の仕上げのポイントは、
・ゲート跡の処理 →しません。
・合わせ目の処理 →しません。
・ヒケやパーティングラインの処理 →しません。
・よってヤスリ掛けは →一切やりません。
・パーツ洗浄 →しません。
・塗装は →しません。
・当然サフも →吹きません。
・細かい塗り分けも →まったくしません。
・デカール貼りも →面倒なのでしません。
・メタルパーツやその他アフターパーツも →使用しません。
・墨入れ →しません。
・ウェザリング →めっちゃやります。

これで行こうと思います。

本当はデカール貼るの大好きなのでやろうかなと思ったのですが、
大好きだけど面倒なので貼らないことにしました。
武器もがっつりモナカ割りで合わせ目が出ますが、一切処理しません。
火も包丁も使わない料理のごとく、
ヤスリも塗料も使わない模型で行きます。

いや、塗料を使わないはちょっと言いすぎですけどね。
実際使いますから。
でもエアブラシで全体的に塗装するようなことは一切なしです。

今回の製作スタイルが決まったので、
簡単に工程を書き出しておきます。
・仮組み状態からバラす ※全部バラしきらなくてもOK
・頭部のアンテナだけ先端を尖らせる ※これはやらないとかっこ悪いので
・最初にツヤ消しコートする ※ウェザリングが定着しやすくするため
・Mr.ウェザリングカラーでウォッシング ※墨入れ兼用
・エナメルでドライブラシ
・エナメルでスポンジチッピング
・各所の凹モールドにアクセントのレッドポイント貼付け
・最終のツヤ消しトップコートを吹く
・カメラ部分などに付属のシールを貼付け、UVクリアジェルを盛る
・組み立てて完成

これで大体3日~4日くらいですかね。
ウェザリングをどこまでやるかによっても変わりますが。

とは言っても、これができるのはそもそもHGUCのMk-Ⅱの出来が良いからなんですよね。
特に改修なんかしなくても、ただ組むだけでカッコイイMk-Ⅱが出来ますから。
ただやっぱり合わせ目は消したくなるし、いろいろヤスリも当てたくなるし、
各所を細かく塗り分けたりパーツを置き換えたりしたらもっともっとかっこよくなるのは十二分に分かってますが、
そこまで精度を上げて仕上げたい気持ちをグググっと堪えて、
なにもせずにただただ汚すだけの仕上げにします。



あぁ、また無駄に前置きが長くなりましたが、
では実際にいくつか写真を撮ったので紹介していきたいと思います。

まずはパーツをある程度バラしてツヤ消しコートします。
使ったのはファレホのマットバーニッシュです。
これはエアブラシで吹き付けてます。
私はファレホを使うのでエアブラシですが、
水性のプレミアムトップコートとかでも良いと思います。


と、ここでいきなり前言撤回なんですがww

関節と武器に使われている薄めのグレーの成形色があまりにしょぼく感じて、
いやMk-Ⅱの間接の色としては正解かもしれませんが、
武器の色もそれ一色というのがどうにも妥協しきれなかったので、
薄いグレーの成形色だけファレホメカカラーのガンメタリックを吹いちゃいましたw
これで関節と武器はガンメタリックになったということですね。
すみません、塗装しないと言っておきながらいきなり塗ってますがw
これだけ勘弁してください。
別に塗らなくてもウェザリングすればイイ感じにはなると思いますよ!
ちなみにサフ吹きも洗浄もやってません。
そのままエアブラシで吹き付けただけです。

では外装パーツを部位毎に分けてウェザリングしていきます。
私はツヤ消しコートして一晩乾燥させてから作業してます。
マットな質感になってて良い感じです。



まずはウォッシングから行います。
Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンを使いました。
希釈されていてそのまま使えますが、
ちょっと濃すぎるので専用の薄め液でかなり薄めて使います。
これはほぼ匂いはありません。

シャバシャバにしたものを平筆でパーツに塗ります。
上から下に流れるように塗ると説得力が出ます。
乾ききる前に、薄め液を染み込ませた綿棒で拭取っていきます。
これも上から下に流れるように、下の方が濃くなるように拭取ります。

拭き取りのムラとかはあんまり気にしなくても大丈夫です。
それも汚れの味になります。
左右で具合を変えても良いし、汚れが溜まりそうな場所は濃いめにするとか変化を付けても良いと思います。
ちなみにこれをやるとモールドに勝手に墨入れされます。
面相筆などでチマチマ墨入れしなくてOKです。
今回私はほぼ全体をウォッシングしましたが、
場合によっては全体ではなくパーツの下半分だけとかにして、
あとは拭き取りながら境目をぼかせばもう少し軽い表現もできると思います。

全体にウォッシングし終わりました。



つづいてドライブラシを施します。
エナメル塗料を筆につけて、写真のようにカサカサになるまで拭き取ってから、
パーツのエッジ部分を中心に少しずつ色を載せていきます。
今回はガンメタルを使用しました。



写真がブレてて分かりにくいですねw


お次はスポンジチッピングです。
これもエナメル塗料を使用しました。
スポンジは普通の台所用とかのもので問題ないです。
スポンジの目の粗さでも表現が変わると思うので色々試してみると良いかも。
私は小さめにハサミで切り出して適当に丸めて、
ピンセットで摘まんで塗料を付けて、
ドライブラシみたいに余分な塗料を拭き取ってある程度カサカサにしてから、
パーツにポンポンとスタンプしていく感じです。
今回はブラウンを使用しています。



塗料が付きすぎてると、単にベチャっと付くだけなので、
ある程度カサカサにしてから押し当てる力の加減で表現します。
汚れにも見えるし、サビのようにも見えるし、やり方次第で色々できそうです。

一通り全部のパーツに施しました。



これで完了でも良いのですが、チッピングにもう一色加えて汚しに味を出したいと思い、
エナメルのシルバーでスポンジチッピングを重ねました。
ブラウンと重ねたり、シルバーだけの箇所を作ったり。
新しめの塗装キズと、サビの混ざりだしたようなキズと、なんかそんな感じが出てればOKかと。




あとフレーム部分はガンメタリックに塗装しちゃいましたが、
せっかくの金属感を残したかったので、この色はツヤ消しコートしてません。
吹きっぱなしだと半ツヤくらいなのでそのままにしてます。
それだとドライブラシが乗りにくいのですが、
ブラックを同じ要領で擦り付けて汚れの表現を加えました。


最後に、シールを貼ってアクセントを付けます。
カメラアイや各所のセンサーっぽいところは付属のシールを貼って、
その上にUVクリアジェルを盛ってレンズのクリアパーツっぽさを表現しました。
えぇ、写真は撮り忘れましたw

もうひとつ、各所にレッドポイントを配したかったので、
ハセガワのフィニッシュシートの赤を細切れにして貼ってます。
これもいつも通りの手法なんですが、
わざわざ塗装したりプラチップ貼るのも面倒だし、接着剤も使わなくて良いし、
極小なのでちょっと切り出して貼るのは大変ですが、
私はこの方法がキレイに出来るので気に入っています。

これをフレームパーツや、外装パーツの凹モールド部分に貼っていきます。
ポイントは、モールド部分の全部に貼るのではなく、
半分とか端っこの方だけとかに貼るようにすると、
なんかロック機構の表示とかに見える気がするなーと思ってやってます。


ということで、これで仕上げ作業が終わりました!

あ、最後に仕上げのツヤ消しマットバーニッシュを吹いてますよ。
これも水性プレミアムトップコートとかでもOKです。
途中のエナメル塗料を使った汚しも、水性ホビーカラーとかでも同じことできます。
というかファレホでも良かったんですけどねw
一応、使った塗料なんかの写真です。



さぁ、なんと製作記事も詰め込んだので1回で終わっちゃいました。
次回は組み立てて完成披露です。

ではまた。


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