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読んだ本紹介その11 「星くずの殺人」

2023-08-23 | 本紹介
引き続きミステリー小説を読み続けております。
この「星くずの殺人」はタイトルに思いっきり殺人って書いてあるのに惹かれました。
あと私は無知なので著者の方は全く存じ上げなかったのですが、
桃野雑派という方で、ももの・・・ざっぱ??
ざっぱって、なんかフランク・ザッパみたいな名前だな、なんて思ってたら、
本当にフランク・ザッパを敬愛されている方のようで、そこから筆名を取ったそうです。
まぁ私はフランク・ザッパは名前くらいしか知らないんですけども。
学生時代にいろんなギタリストのアルバムを聴いた中で、
先輩にフランク・ザッパを教えてもらったんですけど、
なんだかあんまり良さが分からずにほとんど聴かなかったという記憶しかないです。


まぁそれはさておき、宇宙が舞台の近未来ミステリーって感じの小説でした。
読了は2023年5月下旬頃です。


表紙の女の子は今流行りのインナーカラーが特徴ですね。
この子が主人公かと思いきや全然違うんですけども、
まぁこの子も重要なポジションの登場人物でした。

正直、宇宙ホテルという壮大な舞台のお話ですが、
内容は少し薄味な感じを受けました。
宇宙ならではの描写は引き込まれるものもありましたし、
予想できない斬新なトリックもありましたが、
なんだか尻すぼみ感も。。。

登場人物はそんなに多くはないんですけど、
なぜか最後までちゃんと全員を覚えられませんでした。
あれ、これ誰だっけ?宇宙来た目的なんだっけ?と何度も読み返しました。
もう少し人物の掘り下げがあると良かったのかも?
勿論掘り下げはあったんですが、やはり薄味というかなんというか。。。
まぁ読書趣味初心者の私があまり言えたことではないんですが。

でも全体的には面白いと思える作品でした。
近い将来、こんな風に宇宙に旅行に行ったりすることもあるのかなと想像できます。


最後に、Amazonの紹介文を転載しておきます。
↓↓
江戸川乱歩賞受賞第一作
無重力に浮かぶ首吊り死体
死を呼ぶ宇宙ツアーが始まった

完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル『星くず』についた途端見つかった死体。
それも無重力空間で首吊り状態だった。
添乗員の土師(はせ)穂稀(ほまれ)は、会社の指示に従いツアーの続行を決めるが――。
一癖も二癖もある乗客、失われる通信設備、逃げ出すホテルスタッフ。
さらには第二の殺人まで起きてしまう。
帰還を試みようとすると、地上からあるメッセージが届き、それすら困難に。
『星くず』は宇宙に漂う巨大密室と化したのだった。



ということで「星くずの殺人」の紹介でした。

ではまた。


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