逗子市では鎌倉市・葉山町と連携したごみ処理を進めており、燃やすごみを減らすために葉山町に生ごみ資源化施設を整備し、2025年3月から生ごみの共同処理を予定しています。
その為に、生ごみの分別収集を予定しています。
今日は、葉山町議会議長のお誘いで、葉山町で生ごみ資源化施設整備を行う事業者が整備、処理している3つの施設を視察してきました。
1つ目は大宮地方環境整備組合の大宮地方広域衛生センター。
常陸大宮市と那珂市から発生するし尿および浄化槽汚泥を堆肥化処理をしています。
完成した堆肥。
2つ目は益子町の共和化工(株)益子事業所で行われている益子町生ごみ処理事業。
益子町で排出される生ごみを分別収集し、処理場で堆肥化しています。
他の2つの施設と異なる点は、密閉型発酵機に投入して1週間程度発酵させます。
できた堆肥は市民に無料配布されています。
3つ目は真岡市リサイクルセンターの剪定枝等有機性廃棄物資源循環施設。
真岡市の一般家庭及び公共施設等から発生する剪定枝、落ち葉及び草を堆肥化する施設です。
完成した堆肥。若干異物が残っています。
ふるって異物を取り除き、できた堆肥は市民へ無料配布。
チップ状のものも無料配布。
汚泥、生ごみ、植木ごみと3種類の異なるごみですが、どれも同じようにYM菌を用いて高温で発酵させ、堆肥化しています。
葉山町に計画されている生ごみ資源化施設は密閉型発酵機を用いないで他の2つの施設同様な方法で生ごみを堆肥化します。
2025年3月以降、逗子市民が出す生ごみがどのような方法で葉山町で処理されるのか、理解できた有意義な視察でした。