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逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

憲兵隊の海岸パトロールは困難

昨日、基地対策特別委員会が開かれました。

委員会では、6月8日に副市長と米海軍横須賀基地司令部民事部長との「逗子海水浴場の利用について」の面談記録が開示され、下記のやり取りの報告がありました。

副市長「6月30日に逗子海水浴場を開設する。昨夏、米海軍横須賀基地所属の米兵による事件が発生し、現在、傷害罪で起訴されている。その他にも、外国人による事件やトラブル等が発生しており、一部の市民からは米軍関係者に逗子海水浴場に来てほしくない旨の声があると聞いている。 そこで、市としては、改めて、逗子海水浴場を利用する際のルール及び注意事項について米軍内で周知していただくよう要請するものである。 ルール等については、別紙のとおり例年同様、砂浜での飲酒やスピーカーで音楽を流すことなどを禁止しているが、今年は、違反した利用者に対する退場勧告を徹底したいと考えている。 これまでも、米軍においては、軍のフェイスブック等でルール等を周知していたと承知しているが、これに加えて、各部隊の上長から隊員へ直接伝達いただくようお願いしたい。」

民事部長「ルールについては、例年同様、当基地司令部広報等を通じフェイスブック等を使用して周知を図るが、ご要望のあった部隊の上長からの伝達についても実施していきたい。」

副市長「よろしくお願いする。また、毎年実施しているパトロールへ憲兵隊の参加をお願いしたい。」

民事部長「憲兵隊が参加することはできないが、米軍としてパトロールへの参加については検討する。 」

副市長「市としては、昨夏のような痛ましい事件が再び起こることがないよう、防犯カメラの設置、警備員や外国人通訳アドバイザーを増員するなど安全で快適な海水浴場の運営を行いたいと考えているので、米軍においても協力をお願いする。 」

民事部長「承知した。海の家へのオフリミット(立入禁止)等、安全で快適な海水浴場になるよう米軍としても何が出来るのか検討したい。」

以上です。

ここで、重要なことは、
副市長から「一部の市民からは米軍関係者に逗子海水浴場に来てほしくない旨の声がある」と地元住民の率直な意見を伝えて頂けたこと。

民事部長から「憲兵隊が参加することはできない」と憲兵隊によるパトロールは断られたこと。

民事部長から「米軍としてパトロールへの参加については検討する。」としたもののその内容が決まっていないこと。

民事部長から「海の家へのオフリミット(立入禁止)」についてはまだ正式に行うと返事が無かったこと。

です。
私としては、現在位の状況では逗子海水浴場への来場は自粛願いたいですが、現実的な所で考えると、海の家へのオフリミットの実施と確実性の担保の為に、憲兵隊によるパトロールが無理なのであれば、制服(軍服)等、米海軍と分かる服装での海岸パトロールへの参加と、合同パトロール時のみならず土日、お盆の時期のパトロールの実施は絶対に譲れないラインと考えています。







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