景観シンポジュウムへ参加しました。
市長の挨拶では、建築会社の社長時代は「家の外観は社会の財産。」との考えをもって仕事をしていたとの話が印象的でした。
実は我が家の木材とウッドデッキ、植栽はそこで頼んでいます。
第1部は「第2回まちなみデザイン逗子賞の表彰と認定式」。
表彰された建築物の特徴としては、以前からある石垣や池子石、黒松、庭石を残している点であり、そこの住む方や設計士、施工者が「逗子らしさ」を考えながら新しい建物を建ていることです。
第2部は「会場一体型トークイン」。
受賞された方々と、各テーブルで逗子市の景観を軸に話をしました。
私は「戸建て住宅の外構(一般応募)」で表彰された夫婦とお話し。
ご主人は川崎、奥様は吉祥寺に住まわれ、結婚を機に、逗子に新居を構え引っ越して来られました。
「家を建てるにあたり逗子以外はどこを検討しましたか?」の問いに
奥様の「逗子一択です。」との素早い回答。
嬉しくなります。
家を建てたものの外構が中々決まらない中、地元に頼もうと思い、通勤電車から見えた大きな看板のあの会社に決めたそうです。
以前あった石垣を活かしつつ、なだらかで曲線的な玄関までのスロープには石垣と同様の石を並べてあります。
そのスペースではご近所さんが集まって交流しているそうです。
逗子に引っ越して頂き、感謝です。
「建築物(個人住宅兼事務所)(一般応募)」の建築家の方ともお話をしました。
このお宅、テレビで何度か紹介されすっごく気になっていました。
住宅紹介の番組は、「逗子」のキーワードで良く録画され、ビデオで見ています。
たいての建物の場所は周りの風景からすぐにわかるのですが、このお宅は中々分からず、「谷戸」のキーワードからやっとのことで「山の根3丁目」と発見したのを思い出します。
谷戸は近年、急傾斜地工事の擁壁や造成によってコンクリートの白い景色が目立つ中、本来の谷戸の風景を残して建築され、今後の谷戸の住宅建設に一石を投じています。
他には義理の両親の住まいの建て替えを担った設計士やかぐのみ保育園、スズキヤの創業地のビルなど「逗子らしさ」をそれぞれ表現した作品が表彰、認定されました。
まちなみデザイン逗子賞に認定されたものは下記のプレートが掲示されます。
今回の受賞・認定されたものはまだですがマップもありますのでぜひ、散歩がてら実物をご覧下さい。