大型の台風14号の接近による被害が心配されています。
昨日から「逗子海岸の海の家の解体した建築資材がやりっぱなしで危ない。」
との指摘を複数受けています。
それに伴い、海岸組合理事と連絡を取り、現状の確認を数回行っています。
「各海の家に連絡し、速やかな撤去または強風高波対策を指導している。対応できていない海の家については理事が行う。」
とのことでした。
お昼には「午後1時から理事が作業を行う。」との連絡が来ました。
すでに、高波で一部が流されている状況でもあります。
2022年度逗子海水浴場事業者・利用者ルールでは、
解体期間は9月5日から9月22日まで、解体工事は全ての解体作業を原則として9月19日までに終了する。
となっているため、今日19日まで作業は出来ます。
一方、砂浜での注意事項には「台風等の荒天に備え、安全対策や器材等の散乱対策に万全を期す。」とも定められています。
台風の進路予想は数日前から分かります。
早め早めに対応しなければ、手遅れになります。
実際に、3年前の2019年9月8日から9日に通過した台風15号では日本テレビの海の家が吹き飛ばされ、信号機や電柱が倒れ、黒門の黒松が倒木したのは記憶に新しいと思います。
被害にあわれた方に対して、日テレの担当者が家の火災保険で対応できる。と言ったとか言わなかったとかで大変な騒ぎになりました。
それ以前にも、海の家の屋根が吹き飛び、近隣家屋を破損したこともあります。
今回の件は、「建築資材が吹き飛んで危ない。」よりも
「建築資材が砂浜や海に流されて危ない。」との指摘です。
ブルーフラッグ認証を取得した逗子海水浴場。
逗子海水浴場が終わっても、逗子海岸は終わりません。
しっかり対応している海の家もある中、一部の心無い海の家によってすべてが否定されることにならないよう責任ある行動を求め、また当該海の家に対しては海岸組合から厳しい処分が科せられることを期待します。