逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

消防出初式

 平成22年消防出初式が第一運動公園で行われました。

 消防部隊観閲の後、永年勤続表彰、消防長表彰が行われました。

 開成高校和太鼓部による和太鼓演奏、消防団による消防操法、消防職員による救助演技、消防署・消防団・米海軍池子消防隊による一斉放水の一連の演技は日ごろの練習の成果を遺憾無く発揮し、多くの方から歓声が上がっていました。

 頂いた資料によれば、大きな災害はなかったものの、消防の災害出場件数は270件で昨年(229件)より増えており、内訳は火災15件(13件)、救助27件(17件)、災害40件(36件)、調査19件(17件)、救急支援169件(146件)であり、今年に入って火災によって一人の方がお亡くなりになっています。

 消防に頼るだけでなく、市民一人一人が火災や災害の予防に気を付けることも重要です。

 また、来賓席をみて驚いたのですが、南関東防衛局長が出席されていました。たぶん初めての出席だと思うのですが、名前を読み上げるだけでしたが、せっかくのですから、他の先生方の挨拶を短くしてでも、挨拶をして頂くべきだと強く感じました。

 でなければ、失礼にあたります。

 祝電の披露の際も代表の祝電を読んだ後、「他の祝電も同様の内容なので・・・。」とアナウンスされましたがこれも失礼であり、「時間の都合上、お名前のみの紹介とさせて頂きます。」が一般的なのではないでしょうか。

 このアナウンスは昨年も同じだったと記憶していますが、関係者な誰もおかしいことに気が付かなかったのでしょうか。
 
 途中、市長、消防長が表彰している際にワイヤレスマイクの調子が悪くなり聞こえなくなった際も、誰も他のマイクを持っていくわけでもなく、厳粛な式典に水を差したのは確かであります。

 決められたことをこなすだけでなく、予期しないことが起きた際、すぐに対応することこそ危機管理の原点なのでないでしょうか。

 日頃の訓練の披露は演技だけでないことを指摘します。

 しかし、南関東防衛局長の出席は池子問題を何とか進展させたいとの国の強い意志を昨日に続き感じました。


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