世界溺水防止デーの7月25日、きらら鎌倉ホールで開催された「世界溺水防止デーに考える神奈川の海の安全」のシンポジュウムに出席しました。
これは神奈川県とオーストラリア・ゴールドコースト市が海岸を基盤とした友好交流を行い、そのゴールドコーストライフガードの来県を記念して、海の安全確保のあり方や関係者の相互交流を目指して開催されたものです。
基調講演された黒岩祐治県知事からはフジテレビのキャスター時代に救急隊員が医療行為行いないことを問題提起し、アメリカのパラメディックやフランスのドクターカー、救急車による救急搬送や病院の救急救命現場を取材しながら、救急救命士制度の実現までが語られました。
2部では豪・ゴールドコーストライフガード、
日本ライフセービング協会、
日本水難救済会、
海上保安庁第三管区海上保安部のそれぞれの活動紹介がなされました。
3部の「令和時代の「海の安全」考える」と題したパネルディカッションは、鎌倉市長、神奈川県文化スポーツ観光局長、笹川平和財団海洋政策研究所研究員で行われました。
海の安全を守る各団体の長が集まり、それぞれの立場での活動や課題が聞けたことは大変有意義で、逗子の海でも参考になることが多いシンポジュウムでした。